動乱編だよ!第三十四話! ページ36
隊 「もうすぐあの人がくるんだって〜」
隊 「あぁ先生だろ?荷物がもう届いてる」
あ 「先生?だれそれ」
隊 「あ、副隊長!先生ていうのは一年前に入った伊東…」
あ 「鴨太郎?」
隊 「はい、その人です」
あいつか〜なんかいきなり入ってきて一気に昇進した
あいつ嫌いなんだよね〜
山 「ごほん」
隊 「山崎さん、ってそれは!あのブランド物の刀じゃないですか〜」
山 「別に自慢してるわけじゃないけどね、通りかかっただけだから」
何か知らないうちに山崎がきてた
何やら刀の事が話題らしく総悟や近藤さんも話していた
というか、刀なのにコロコロ機能とかいらなくない?
隊 「副隊長の刀はどのようなものなんですか?」
あ 「これ?一本は師匠にもらったもので、二本目は聞いて驚け200年前の刀です!」
隊 「に、二百年前?!」
あ 「昔すごい腕の良い職人がいてね、その職人が生涯で一番の刀がてきたって言って
私の社に収めたの。それがこれ。刃こぼれ一つ無いんだから」
総 「すげーや、ちょっと貸してくだせぇ」
とてつもなく嫌な予感しかしない
あ 「絶対にダメ」
総 「チッ」
あぶな〜私の刀が終わるところだった…
あ 「あれ?」
皆が談笑している中、屯所を出ていく人が一人
その人物が連れ帰ってきたのは、気持ちの悪い刀とそれと同等に気持ち悪い人だった
近 「伊東鴨太郎君の鬼神を祝して、かんぱーい!」
酒盛りが始まった
さっきから話している伊東の雰囲気がただならない。きもい
ぶすっと酒を飲んでいると、いつの間にかそいつが私の前にいた
鴨 「君が真選組勃発前からいる唯一の女隊士の稲荷さんだね」
あ 「えぇそうですけど」
いつもよりも口調がきつくなる
鴨 「思ってたよりもきれいな方だ、どうだい僕の…」
タンッ
お猪口を強く置き、話をさえぎる
あ 「私が刀を抜く前に戻った方がいいですよ?」
鴨 「ははは、冗談だよ」
そういって去っていく背中を睨みつけた
ほんとに嫌い
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mame(プロフ) - サファさん» 正直ノゲノラでコメントが二通も来るなんて思いませんでした (2016年3月31日 15時) (レス) id: 739aa3f09f (このIDを非表示/違反報告)
サファ - ノゲノラを知ってる人いるんだ♪ (2016年3月29日 14時) (レス) id: d11e59f028 (このIDを非表示/違反報告)
mame(プロフ) - リリアさん» めっちゃ好きです!知ってる人がいてうれしいです (2015年5月4日 13時) (レス) id: 739aa3f09f (このIDを非表示/違反報告)
リリア - ノゲノラ知ってるんですか?面白いですよね (2015年4月26日 20時) (レス) id: 2ae1fedb2c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mame | 作成日時:2014年11月23日 17時