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第3話 ページ5

「A様!どうか致しましたか⁉」
私を起こしに来てくれたのか、メイドの鈴蘭が駆け寄ってくる。
「ねぇ、私はここに居るの?なんで戦えないの?」
涙をこぼしながら鈴蘭に問いかける。
「勘ちゃん達に、会いたいよ…」
「A様、勘久郎様や憲剛様は、A様の為に、A様の分まで、戦っておられます。貴女様のことを思っていておられます。だから、泣かないでください。A様の為に戦っている意味がわからないでしょう?大丈夫です。A様の想いを胸に、御二方は、ここまで来たのですから」
「泣かなければ、会える?」
子供の様だ。縋る様に鈴蘭を見つめる。「えぇ」と鈴蘭は答え、優しく微笑む。
「きっと、御二方の方から会いに来てくれます」
「…取り乱してごめんなさい。鈴蘭」
素直に謝る。
鈴蘭は気にしてなさそうだ。
「さぁ、A様。朝食の準備が整っております。着替えたら、お部屋に来てください」
Aは、返事をして身仕度を整えた。



部屋へ行くと、既に弟は席に着いていた。
「おはよ、傘」
「おはようございます!姉上!」
傘は元気だ。
(可愛い…)
4歳歳が離れてているので、Aから見たらまだまだ幼い弟はとても可愛いのだ。
「姉上、大丈夫ですか?元気がないですね」
心配そうに顔を覗き込む。
「そう…かな?」
「ご飯をいっぱい食べて、元気出して下さい!」
そう言って、Aの皿に自分の分のおかずを乗せてくる。

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設定タグ:双星の陰陽師 , 水度坂勘久郎・雲林院憲剛 , 弓乃   
作品ジャンル:恋愛
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どこんじょう(処罰対象) - 弓乃さん» こちらこそよろしくお願いします! (2019年3月22日 21時) (レス) id: 45a23aa5e3 (このIDを非表示/違反報告)
弓乃 - どこんじょうさん» 遅れてごめん!明けましておめでとう!ID違うけど私だよ!今年もよろしくお願いします!!! (2019年2月3日 16時) (レス) id: 7a5e1ee815 (このIDを非表示/違反報告)
どこんじょう - 新年明けましておめでとうございます!今年も期待して続きを待っています! (2019年1月1日 22時) (レス) id: 5e33bfab9e (このIDを非表示/違反報告)
どこんじょう - 弓乃さん» いえいえ!ってか、じぶんのほうが頑張らなきゃいけないっていう...展開は重要ですのでじっくり考えてください!私はいつでも暇なのでいつまでも待てます!過去編は長くてもいいんじゃないかな?過去編って重要だし。頑張ってください! (2018年12月29日 17時) (レス) id: 5e33bfab9e (このIDを非表示/違反報告)
弓乃 - どこんじょうさん» どこんじょうちゃん!お久だね。今ちょっと展開を考えてて‥‥‥全然更新できてなかったんだけど、どこんじょうちゃんがそう言ってくれるなら頑張ろうかな。有難う。感心であってるよ。過去編長くてすまんね。才能、かぁ。私なんかは全然だよ、でもありがとうね。 (2018年12月28日 17時) (レス) id: 7a5e1ee815 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:弓乃 | 作者ホームページ:http://http://uranai.nosv.org/u.php/novel/mamamitu/  
作成日時:2018年3月3日 20時

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