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ドアが壊された反動で置いてあった残りの瓶が割れた。
「貴様ら誰だ」
アドルフは私と繋がったままドアに目を向けた。
「アドルフ・シャノン、麻薬及び向精神薬取締法違反で逮捕する」
『入間さん…!』
「フッ入間銃兎じゃないか。この女、貴様のトコの者か?」
「彼女はうちの捜査官です、話は署に行ってから。早く服を着なさい。」
私とアドルフはお互い何も身につけていない。
アドルフのモノが私から抜かれる。
『んんっ』
その際無意識に声が漏れてしまった。
遅れてやって来たのは警察ではなく左馬刻さんと理鶯さんだった。
アドルフは怖いくらいに余裕な表情だった。
「外に私が呼んだ警察がいます。理鶯、アドルフを連れて行ってください。」
「わかった」
アドルフは理鶯さんに連れられ部屋を出る直前、私に言い放った。
「[Larmes de la femme]の効果は数時間消えない。後遺症も残る。お前は満たされない苦しみを味わい禁断症状に悩まされるだろう、バカな女だ。」
後遺症…?
性的興奮が治らない今の状態では何も考えることができない。
「大丈夫か、A」
『さ、まとき、さんっ…』
私が顔を向けると左馬刻さんは苦い顔をした。
「おいウサちゃん、この部屋は警察が調べるんだろ?お前は早くAをつれてってやれ。」
「はい、ありがとう助かった、左馬刻。」
そう言うと左馬刻さんは部屋を出て行った。
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星妻桜@姉妹同盟(プロフ) - 神作品をありがとうございます…(涙) (2020年6月27日 14時) (レス) id: fe16128dce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:独りんご姫 | 作成日時:2019年9月24日 16時