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アドルフに腰を抱かれながら恐らくアドルフの自室に向かっていた。



移動する際にトイレに寄りそこで入間さんへの報告は完了した。



「さあ、入れ」



驚くほどに優しくエスコートしてくれる。



部屋に入ると早速後ろから強く抱きしめられた。



「君は甘い匂いがするね…」



きっとその匂いの元は私が先ほど車で入間さんに貰った香水だ。



“カジノでアドルフを口説き落とすのですからこうでもしないと。貴方はそういったことに疎いようですからね”



と私につけてくれたのだ。



「これは…ヴィヤンフローラルかな…?」



『えぇ』



確か入間さんがそんな名前だと言っていた。



「フェロモン香水とは…君は本格的に私を落とすことが目的のようだね…」



『もちろんじゃないですか、貴方に会うために来たんですから』



入間さん、私にそんなものを…恐ろしい人だ。



すると、アドルフが私の項にキスを落とした。



『擽ったいです…』



「慣れてるかと思ったら君は案外ウブなようだ」



当たり前だ。男と付き合ったことのない私が慣れているはずがない。



「大丈夫だ、私の色に染まるといい…」



アドルフはそういうと私をベッドに押し倒した。

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星妻桜@姉妹同盟(プロフ) - 神作品をありがとうございます…(涙) (2020年6月27日 14時) (レス) id: fe16128dce (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:独りんご姫 | 作成日時:2019年9月24日 16時

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