【万丈目準】天使使いの女はスゴいです･･･いや、天使そのものです。

128ですよ ページ10

覇「うぁ………」ﾊﾟﾁｯ


ル「やっと起きたか。まさか、セロリごときで倒れるとは…」


覇「セロリ……」


嫌な思いが頭に浮かんできた…セロリ…あれは魔の食い物だ…


覇「で、ここは何処だ？」


ル「医務室だ。ったく…もう昼だぞ？」


覇「昼って事は…3時間ほど寝てたのか…」


ル「感謝しろよ。覇王の事ずっと見てたんだからな？」


覇「ずっとって……//」


ル「頬染めるな！気持ち悪い！」


覇「てへぺろ。」←


ル「…起きたのなら、私は帰るぞ。」


覇「待て、ルアーナ。」


ル「何だ？」ﾌｩ


覇「俺の望みを叶えてもらおうか。」ﾌﾌﾝ


ル「そ、そんな事、約束したか？」


覇「約束しただろ？ルアーナ？」


金色の目が光る。…ここは素直になった方が良いな…


ル「そう言えば、約束してたな。何が望みだ？私に出来る範囲だぞ？」


覇「そうだな…いっぱいありすぎて……」


ル ﾌｯ「ちゃんと考えたらどうだ？もう少しだけ待ってやるぞ。」


覇「……じゃあ…今日は可能な限り、隣に居てくれ。」


ル「良いが…」


覇「まずは飯だ。後はそれからだ＾＾」


ル「お前の胃袋どうなってんだ…ブラックホール並だぞ。」


覇「ブラックホールは禁止カードだ。」


ル「だから、お前は黙れ！」



in 居間


モンスター13「覇王様、お目覚めしましたか！」


覇「お前のせいだろ。」


モンスター13「えっ？」


モンスター13「でも、ルアーナ様の為ですよね？覇王様は凄いです！」


ル「何が「ちょっとこちらへ。」？」




ル「何だ？」


モンスター13「実はですね、覇王様がいつまでたってもセロリ食べないものですから…」


ル「食べて倒れただろ？」


モンスター13「……こんな事言ってしまったのです…」



モンスター13『覇王様、セロリを食べて下さい！』


覇『何故、俺はセロリを食べなければならない。』


モンスター13『…(そうだ！)ルアーナ様も言っておりました。
「セロリを食べない奴は嫌いだ！」と……』


覇『！？』ｶﾝｺｰﾝ☆


覇『……分かった。』




ル「そうか。じゃあ、もっとセロリ出してみたらどうだ？」


モンスター13「ルアーナ様がおっしゃるなら、そうさせていただきます。」


ル (覇王にセロリもっと食わせてやる！日頃の恨みだ！)


ル「私もセロリ食べたくなったな。出してくれ。」


モンスター13「かしこまりました。」


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