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5話 ページ5

時雨視点



kn「っはぁ〜……」


ただ教えるってだけなのに、こんなに疲れるなんて…


Na「あ、おかえり〜」


俺の部屋に行くと、Nakamuたちがゲームをしていた


kn「…また来たの?」


俺は呆れるように言う


Br「きんときは勉強会だから、合鍵で入った」


shk「ゲーム機借りてるぞ〜」


これはいつもの光景


いつも誰かの家に行ってはゲームをしている


だが、最近は俺の家に集まることが多い


…金城さんと進展があったかを聞きたいらしい…


kr「……それで、何か進展はあった?」


kn「…………………………じ、実は…連絡先、交換した…」


俺はスマホを取り出し、あいつらに見せる


Na「おお!」


sm「結構進展したんじゃないか?」


俺らが話していると


ピコンッ


という音が聞こえた


kn「…………あ!!!金城さんからメール来てる!」


Br「えー!見せて見せて!」


全員が俺のスマホを覗き込む


kn「えっと…"今度の休み、2人でお出かけしない?"…………………………え」


「「ええええええええええええええ!!!!???」」


Br「デートのお誘いだ!!」


kn「デートじゃないよ!!」


金城さんが俺なんかを、で…デートに誘うわけないだろ!?


kr「デートじゃないなら何なんだ?」


kn「うぇ、それは、えっと……に、荷物もち!!」←


Na「どんだけ現実逃避したいの」←


sm「…で、返事は?」


shk「行かないのか?」


kn「そ、それは…」


そりゃあ行ってみたいけど…


でも、変なことして嫌われたら…


するとBroooockが俺のスマホを奪った


何か操作してるみたいだけど…


kn「ちょっ、何して…」


Br「何って…友人の恋の手助け?」


Broooockはスマホの画面を見せてくる


〈金城さん
今度の休み、一緒にお出かけしない?〉


〈きんとき
もちろん!日時は金城さんが決めていいよ!〉


kn「Broooockーーーーー!!!!!!!!!」


本当に何してくれてんの!!!??


Br「その日は用事ないでしょ?」


kn「そうだけど…!」


kr「まあまあ、Broooockはきんときの背中を押してあげたんだから」


Na「よし!きんときは金城さんを名前で呼ぶこと!」


kn「は!?」


Na「決定事項で〜す」


お前ら絶対楽しんでるだろ…


kn「っ…はぁ…………分かったよ…」


Br「じゃあ頑張ってね、金城さんとのデート」


kn「デートじゃないってば!!!!!」

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設定タグ:WT , kn , 中編   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:本が大好きなハリネズミ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2022年7月22日 21時

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