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忙しい毎日が続いた
そのせいか体調を崩してしまった
ひどくならないためにも病院へ行くことにした
そういえばあの子看護師って言ってたな
もしかして…
そんなことある訳もなく…
診察終わって会計済ませて出口に向かう
頭が痛い…
帰って薬飲んで早く寝なきゃ…
自分で運転して来た事を後悔しながら
体調が悪い身体を引きづりながら駐車場に向かう
やっと車が見えたところでデジャブ？
それとも熱が上がってきたから幻覚？
前を歩く女性があの子に見えるんだけど…
あの後姿どう考えてもあの子だろ…
体調が悪いのに今俺走ってる…
いつもならなんてことないのに
今日のこの距離なんて遠いんだ…
息をきらしながら前を歩く女性に駆け寄り
CM「すみません！」
後ろから声をかける
はい？っと返事して振り返った女性は
俺を見て目を見開いて驚いている
「えっ？大丈夫ですか？」
なんてこった…
いつもなら全然大丈夫なのに
今日は少し走っただけでクラクラして
不覚にも座り込んでしまった
そんな俺に駆け寄ってくれた女性
「体調悪いんですか？大丈夫ですか？」
支えながら声をかけてくれる女性から
消毒液の匂いがする
どれだけ調子が悪くてもわかる
ずっと会いたいと思ってたあの子だよね？
CM「Aさん？」
「はい、チャンミンさん立てますか？
1人で来られたのですか？」
CM「1人です…
立て…なさそうです…すみません」
体調が悪いのは本当
だけどそれほどではないけど
こんなチャンス逃す訳にはいかない
「マネさんかタクシー呼びましょうか？」
返事しない俺に
「とりあえず車に行きましょう！」
人目につかないよう配慮してくれてるのが
わかった
「チャンミンさん失礼します。」
と言って着ていたパーカーのフードかぶせてくれて
支えながら歩き
この前ミンソクと行った店の駐車場で見た車の前へ
助手席のドアを開け
1番後ろまで座席を下げ
フラットにさせてから俺を乗せドアを閉める
そして運転席にまわりエンジンをかけて
「すぐに戻ります！」
と言って車に乗らずに走ってどこかへ…
えっ？っと思った瞬間
息を切らせながら戻ってきた彼女の手には
ペットボトルが…
「先にお薬飲みましょう！」
薬と水を渡され飲む
その間おでこに手をあて熱がないか確かめて
手首で脈を測ってる
触れられたところの熱が一気に上がった。
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作者名：ギュライン | 作成日時：2019年5月23日 21時
