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告白 KH ページ26

(キュヒョンサイド)

チャンミンと柚菜は本当に俺達を置いて行ってしまった

さっきまで泣いてた彼女も焦って

泣き止んだ?




KH「行っちゃったね…」




「……」




KH「A?」




行ってしまった2人を

目で追ってた彼女の目が

見開いて一瞬固まった後

ゆっくり俺に視線を合わせる


やっと目が合ったね…

泣いたから赤い目

でも耳まで赤くなってるのは

俺の予想が当たってるからだと思っていい?




KH「行こう!」




有無も言わさず手を取って

ぎゅっと握って歩き出す…

それでも何も言わず

慌てて引きずられるようについて来る




時間をかけて色々考えていたプランも

どうでもいいくらい

君と2人の時間が必要だと思った…

手を繋いで来た道を無言で歩く

何も聞かず

ただ一緒に歩いてるだけ…

君にとってこの時間は

もしかしたら苦痛だったりするかもだけど

さっきまでの時間と比べたら

俺にとっては逆で…

何度も振り返り君の表情を伺いながら

出来るだけ君の歩幅に合わせてゆっくり歩く



やっと着いた

着いてすぐチェックインしたホテル

フロントでカードキーを受けとりエレベーターへ

何も言わず着いて来ていた彼女だったけど

向かっていた先がホテルだとわかり動揺を隠せない





KH「話したくて…」





少し戸惑っている様子の君にそう伝えながら

俺の部屋の前

ドアを開けて入るように促す




尚も戸惑って入ろうとしない君を

少し強引に手を引いて部屋の中へ…

閉まってしまったドアを見つめて立ちすくむ君に






KH「俺ヘラヘラしてた?」




「えっ?」





やっと声が聞けた…

そして俺を見てくれた…

やっとだよ?

下ばかり見て

今なんて閉まったドアばかり見てた…




KH「誤解です…」





「……」





KH「ここ座って話聞いて?」




男2人で同じ部屋に泊まるのもどうかと

2部屋とっておいたから

ここなら誰にも邪魔されない…

言われるままだけど

ベットにゆっくり腰を下ろしてくれた君に




KH「ずっと好きな子の事考えてたんだ」






声は発さないけど明らかに驚いてる君に…





KH「A?」





KH「好きなんだ…」





KH「Aの事が…好きなんだ」




緊張して声が震えた


いきなりの俺の告白に固まってしまった君

そっと近づきベットには座らず

君の前に膝をつき

同じ視線の高さになる

そっと指で髪に触れれば

たちまち赤くなる頬

ねぇ…

君の返事を聞かせてくれる?

好き→←嫉妬 KH



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設定タグ:キュヒョン , チャンミン , superjunior   
作品ジャンル:その他
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作者名:チームギュ | 作成日時:2017年4月30日 9時

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