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その16 ページ16



「ところで安室さんから聞いたというのは…?」


「安室さんに高校の後輩だと紹介されたんです。なんでも常連になるだろうからって…」


降谷先輩、なんで私が常連になるだろうってわかったの…。


今日でポアロに訪れたのは2回目だけど、もう既に常連になっちゃおうと考えていたところだった。もちろん先輩がいない時間帯を狙ってだけど。


あの人は昔から私の考えなどお見通しだと言わんばかりで、もはや恐怖すら覚えてきたわ…。もしかして最初の時か、最初に梓さんをガン見していたのがバレていたのか?


1人安室さんへの疑問を浮かべては1つ1つ消化しながら梓さんの手を握る。


「改めて、よろしくお願いします。よろしければ仲良くしてください」


「はい!ぜひ!」


もうほんとにこの子天使だよ…。安室さんにとって食われないように気をつけてね…。


「あの…失礼ですがおいくつですか?」


「28だけど…?」


「えっ!?てっきり同い年くらいだと思ってました!あ、でも安室さんの高校の後輩ならそのくらいですよね…」


ちなみに降谷先輩もだけど私はかなり童顔。身長も高校時代から遅くにきた成長期のおかげである程度伸びたけど、それでも平均よりは少し低いくらい。見た目が幼いことは認めるけど梓さんに言われると嫌な気がしないなら不思議。


やっぱりこの子のいい人〜って感じの雰囲気のせいかな?まぁでも


「あんまり年齢気にしないで仲良くしてほしい…かな」


梓さんに笑みを向ければ、大きく頷いて可愛らしい笑顔を見せてくれた。


そんなこんなで私は先輩がいない間に梓さんと仲良くなったのでした。

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いちごきゃらめる(プロフ) - めちゃめちゃ面白かったです!続き気になります (2021年2月24日 3時) (レス) id: 654b6b5b60 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:珠々菜 | 作成日時:2018年7月13日 0時

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