その後2 ページ41
硝子side
Aがタヒんだ。
夏油を取り返すときに相打ちになった?
違う。
呪力切れのところを呪詛師に狙われた?
違う。
Aは他でもない、味方に殺されたんだ。
Aを殺した補助監督は本当に真面目なやつで伊地知も信頼していた。
家族もいて、娘が今度高専の3年だと嬉しそうに話していた。
だけど去年の百鬼夜行で娘が呪霊のせいでタヒんでしまったらしい。
だからずっと恨んできて、やっと殺すチャンスが訪れたからと言っていた。
娘がいたのは東京。
Aがいたのは京都。
つまり、Aは直接娘のタヒに関わっていない。
どこからどう見てもそんなものは逆恨みだ。
そんな巫山戯た理由は無い。
どうしてAがタヒななければいけない?
どうしていつも幸せになる前に崩れ去っていく?
一体Aが何をしたというんだ。
あの子はただ、兄とずっと一緒に居たかっただけなのに。
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getou(プロフ) - 舞さんありがとうございます!これからも頑張るので読んでもらえると嬉しいです (2022年9月27日 15時) (レス) id: 5a297528ee (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - 更新頑張ってください^_^ 応援してます!! (2022年9月27日 0時) (レス) @page11 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:getou | 作成日時:2022年9月4日 20時