ジョーク ページ33
硝子と別れてから、羂索の呪力をたどって追いかけていく。
追いかけてから気づいた。
呪力がわかり易すぎるということに。
もしかしたら、わざと私に自分を追わせているかもしれない。
きっとなにか目的があるんだろう。
しばらく呪力をずっと辿っていくと、羂索がたっていた。
羂索「ようやく来たか。」
『……お前、わざと私に追わせたな。』
羂索「なんのことだ？」
『私に分かるようにわざと呪力を散らして、何がしたい。』
羂索「君をこちらに引き入れたいと思っているよ。」
散々私をコケにしておいて、今更仲間に引き入れたいだと？
羂索「君の術式と存在に計り知れない利用価値を見出した、ただそれだけだ。君の兄の体より優秀だよ、君は。」
『なら、私を殺 して身体を奪えば良いだろ。』
どうしてそんな回りくどいことを……
羂索「実を言うと私はこの身体を気に入っているんだ。中々顔もイケてるし。まぁ、私としてはこの前髪が……」
『巫山戯んな！』
羂索「そんなに怒るなよ。ジョークだろ、ジョーク。」
『理由なんて聞くんじゃなかった。もういい、ﾀﾋね。』
こんなふざけたやつに傑を取られているなんて屈辱だ。
絶対、傑を取り返す。
羂索「最近の若者は血の気が多いね。まあいいや、そんなにﾀﾋにたいんなら望み通り殺 してあげよう。」
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getou(プロフ) - 舞さんありがとうございます！これからも頑張るので読んでもらえると嬉しいです (2022年9月27日 15時) (
レス) id: 5a297528ee (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - 更新頑張ってください^_^ 応援してます！！ (2022年9月27日 0時) (レス) @page11 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：getou | 作成日時：2022年9月4日 20時
