食堂のお姉さん！【呪術廻戦】

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乙骨side

食べたかった和食も食べれたし、
｢Aちゃん！手合わせ！｣
｢武具あり？｣
｢あり！｣

竹刀を構え、僕の合図に走り出す
｢んー、前より断然強くなったねぇ｣
そう言いながら余裕綽々にかわしていくAちゃん
いつになったら勝てるんだよ、
ﾀﾞｧﾝ
｢いっ〜！｣

背負い技やられて畳に突っ伏した
｢武具にばっかり頼ってちゃだめだめー。｣
｢あーー！もう！｣
｢まだまだだねー。喧嘩は拳も使えないと｣
なんだよそれ、
｢どうやって慣れたの？｣
｢毎日さとるとアイスの取り合いやってたからかな｣
｢そりゃこうもなるわ、、、｣

時計見るともう16時だ、
｢そろそろ帰らないと、｣
｢じゃあ空港までお見送りしようかな。｣
｢え。良いの？｣

｢まだ夜ご飯の準備まで時間あるし。
寂しん坊憂太の事だから空港までシクシク泣いてくんでしょ？｣
｢そこまで寂しん坊じゃない！｣
｢よく言うよ。知ってるよー2週間に1回さとるに電話してるの｣
うげ、ばれてた。
｢真希ちゃん達に会いに行かないのも、
向こうに戻りたくなくなるからでしょ｣
全部バレてた！
ほんと敵わないや、、、
｢じゃあ飛行機も一緒に乗ってよ｣
｢それはだーめ。みんなの夜ご飯作らなきゃいけないんだから｣

タクシーに乗って空港まで行く間も、
僕が向こうで溜めた愚痴を全部聞いてもらっていた
結局、搭乗ゲートの所までつい来てきてもらっちゃった
｢それじゃ、またご飯作ってもらいに帰るね。
てか、学長に許可取って来てもらうから｣
｢はいはい。、気を付けて、行ってらっしゃい｣
優しく微笑んで送り出してくれたAちゃんに
手を振って飛行機に乗り込んだ。

半日だけど高専帰って、Aちゃんのご飯食べて、
だいぶ心が軽くなった。

あ、向こう着いたら速攻で学長に許可取ろ。

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