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「Aちゃんのお兄さんって、
半間、修二?」



小さく横に首をふるAちゃんに
ちょっと安心した







ドラケン君に店に呼ばれ、一虎くんに任せて来ると、
店の奥に通されて着いていくと
既にAちゃんがソファに座っていた
「急だとすぐ逃げようとするから、
先にお前と話す時間だって呼んだんだ」
さすがっすドラケンくん、

2人でゆっくり話せって言って
ドラケン君は表に行ってしまった



ようやく話せるって思ったけど
久しぶりに会ったAちゃんに心臓がうるさい

ほんのり耳を赤くさせて、泣きそうな目をして

昨日その顔、ドラケン君にも見せたんだよね
他の男にそんな顔見せないでよ、
「ごめん、Aちゃん」
俺は大人の余裕なんて、君の前じゃ無くなる。
「好き」

積もりに積もった好きが
ポロッと俺の口からこぼれた
Aちゃんは俯いて手で顔覆って隠しちゃった
「Aちゃん、顔見せてよ」

俺はゆっくりとAちゃんに近づいて
顔を覆ってた手を外させると
そこには顔を真っ赤にしてるAちゃん

かわいい、

俺の言葉一つでこんな顔するAちゃんに
心臓がバクンと一際大きく鳴った





鼻先が触れ、
俺は我慢ならずにキスしてしまった
























勢いよくAちゃんが奥の部屋から出てきたと思ったら
口元抑えたまま走って出ていってしまった


「おい千冬、Aちゃん出てったけど何したんだ」

部屋に行くと千冬はどんよりと項垂れて
灰になっていた




「未成年に手を出しました、」

「はぁ?!」

「告白して、遂に我慢できずにキスしちゃいました」

手ぇ出したって言うからアウトもんかと思ったら
「まぁでも、場合によっちゃキスもアウトか。
お前、Aちゃんの兄ちゃんに殺されんなよ」

「どういうことですか」





「はぁぁぁ、俺確実に殺されるじゃないっすか」

千冬にAちゃんがお兄さんに恋の相談したくないって言ってた理由を話せば白目をむいて
「もう終わりました。
遺書書きます、Aちゃんにもビンタされたし」

「で、だからってお前はAちゃん諦めるって?」

「だってあんな反応されたのに、キスダメだったんですよ、」

「お前なぁ、…Aちゃんの気持ちも考えろ。
諦めんのはまだ早ぇだろ、」





なんて千冬励ましてたけど、
この調子じゃこっちも自信がなくなってきた



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まゆか(プロフ) - 飴玉さん» っ嬉しいです!ありがとうございます (2022年1月3日 7時) (レス) id: 9f4232803c (このIDを非表示/違反報告)
飴玉(プロフ) - Heartache.....大好きです..... (2021年12月28日 15時) (レス) @page43 id: 16dec3cb2e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まゆか | 作成日時:2021年12月7日 0時

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