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｢おい1人でどこ行く気だ｣
｢カクちゃん…ちょっと近くのコンビニ行ってくる｣
｢そうか、蘭たちが帰ってくるまでには帰っておいで｣
カクちゃんにコンビニなんて嘘をついて
私はドラケンさん達のお店に来た
｢あれ？Aちゃん慌ててどうしたの？｣
｢三ツ谷さんとドラケンさんがあんな事言うから
おかしくなっちゃったじゃないですか！｣
｢え、何もしかして、千冬の事｣
ニヤつくドラケンさんに1発ぶん殴ってやろうかと思った
｢今日起きてからずっと千冬さんの事で胸がいっぱいで、
甘ったるい気持ちで胸焼けしそうなんです！｣
｢それ千冬に直接言ってやれよ｣
｢やだ、顔見れない。｣
｢は？｣
なんで、って聞いてきたドラケンさんのせいで
頭の中に千冬さんの顔が浮かんできて
顔に熱が集まる
｢わ、顔真っ赤じゃん、恋してんなぁ｣
｢やめて、｣
ニヤニヤしてわしゃわしゃと頭撫でてくるドラケンさん
こっちは真剣なのに
｢ニヤつかないでもらって良いですか｣
｢クソ生意気だな。
今のその赤くなってる顔、写真撮って千冬に送り付けんぞ｣
意地悪してくるドラケンさんの脛を蹴っていると
三ツ谷さんが仕事の息抜きに来店した
｢お、自覚したか娘｣
｢しちゃったから今苦しんでるんです！｣
｢伝えちまえば楽だぞ？今千冬呼んでやっから｣
｢やめて、本当にダメです。｣
ちらっと視界に入った時計は、
カクちゃんに言った近くのコンビニと言うにはあまりにも時間が経ちすぎている
｢あ、帰らなきゃ、｣
2人に頭を下げて急いでお店を出て事務所に帰ると
廊下にいた、はるちゃんの新しい部下だって人が
手を振ってきた。
｢おかえりAちゃん｣
｢え、あ、戻りました｣
顔知らないし、しゃべったこと無いし、
とりあえず会釈して過ぎ去ろうとしたら
そのまま話続けられた
｢ねぇAちゃんって三途さんの妹とか？｣
｢へ？なんでですか｣
｢勘なんだけど、当たり？｣
いやハズレなんですけど、
すごいドヤ顔してくるじゃんこの人
｢違いますけど、｣
｢ほんと？良かったぁ
三途さんの妹さんだったら呑みとか誘えないしさ、
今日夜暇？もし予定とか無かったら飲み行こうよ。
俺奢るし！美味いとこ知ってんだ！｣
グイグイと早口で言われて
何を言ってるのか理解出来なくて
返事できなかった私の腕を掴んできた
｢ちょっ、離して｣
｢おい。誰の妹に手ぇ出そうとしてんだ？｣
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まゆか(プロフ) - maaruさん» ありがとうございます！ラストまで楽しんでいただけたら嬉しいです!! (2021年12月10日 4時) (
レス) id: 9f4232803c (このIDを非表示/違反報告)
maaru(プロフ) - ほんっとにきゅんきゅんするし面白いです〜！！最近読み始めたんですけどもうハマりました！まゆか様のペースで頑張ってください〜！ (2021年12月9日 21時) (レス) @page26 id: c5f091f9f6 (このIDを非表示/違反報告)
まゆか(プロフ) - shinox2さん» ほんとですよねー！この先どう展開にしようか楽しんで書いてます😂 (2021年11月29日 10時) (レス) id: 9f4232803c (このIDを非表示/違反報告)
shinox2(プロフ) - 恋愛させてあげたいーー!!!!でもお兄様方のセコムが強すぎるぅぅぅぅ (2021年11月26日 16時) (レス) @page35 id: 947326f28f (このIDを非表示/違反報告)
まゆか(プロフ) - ▼とある黒兎さん» ありがとうございます!!!楽しんでいただけるような作品に作り上げていきたいので是非とも新シリーズも最後まで楽しんでいただけたら嬉しいです😂 (2021年11月13日 18時) (レス) @page11 id: 0b08a23bd3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆか | 作成日時：2021年11月9日 4時
