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｢お前の妹、耐性無さすぎじゃね？｣
｢は？三途お前Aに何した｣
蘭は持ってた書類をぐしゃりと握りしめて
俺の胸ぐら掴んできた
｢なんもしてねぇよ。ただAと漫画読んでただけだ｣
本当に何もしてない。
そういったシーンになる度に顔真っ赤にして
恥ずがしがるAを面白がって逃げないようにしながら
一緒に読んでただけ。
胸ぐら掴む蘭の手を外しながらソファに座って
報告書の続きを進める
｢少女漫画の過激さにAが驚いてたんだよ｣
｢は？少女漫画ってそんな感じなの？｣
ポロッと咥えタバコから灰を落とす蘭に灰皿を渡す
｢さすがにお前も知らなかったか｣
俺も正直、読んでびびった。
｢あれじゃ、男できた時いろいろと大変だろな｣
｢何、Aに彼氏なんて作らせるわけねぇだろ、、、
…え？もしかしてAにそういう男いんの？
俺なんも知らねぇんだけど。
俺にはいないって言ってたけど｣
今でこんな発狂寸前だってのに
Aに想い人できたらどうなんだこのバカ兄貴は。
｢竜胆は？｣
｢今ココんとこに領収書渡しに行ってる｣
竜胆と2人で暴れられたらめんどくせぇし。
｢おい、Aから何か聞いたのか？｣
｢なんも聞いちゃいねぇよ。
彼氏なんていないって言ってたから安心しろよ｣
めんどくせぇ。
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帰り道も風呂入ってる間もテレビ見てても
ぽけっと宙を眺めてるA
まさか、本当に恋煩い？
え、まじで兄ちゃんとして見逃すなんて出来ないんだけど
｢A、兄ちゃんに言うことあるよな？｣
こう言えば隠す事無く話すA
ずるいかもしれないけど話させるしかない
｢蘭ちゃん、｣
｢ん？｣
｢私、｣
やだよ？好きな人出来たとか言わないで？
｢少女漫画って、私には早かったみたい｣
Aの言葉にギャグ漫画かのように転けそうになった
｢え？ん？Aチャン？
今日ずっと上の空だったのは、少女漫画の事で？｣
｢え？うん、
少女漫画って、あんなにちゅっちゅしてるんだね、
最後まで読めなかったよ、｣
うん。三途、お前の言ってた通りだ。
うちの天然タラシちゃんはとても初心な清純っ子だったわ
そうだよ。
だってAと廃ビルの非常階段で話してから
Aのそういう白さに充てられて
仕事でハニトラやればすぐ終わるようなものでも
やりたくないって俺が変わったんだから。
｢竜胆ぉ、Aが純粋すぎる｣
｢今更何言ってんの｣
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まゆか(プロフ) - maaruさん» ありがとうございます！ラストまで楽しんでいただけたら嬉しいです!! (2021年12月10日 4時) (
レス) id: 9f4232803c (このIDを非表示/違反報告)
maaru(プロフ) - ほんっとにきゅんきゅんするし面白いです〜！！最近読み始めたんですけどもうハマりました！まゆか様のペースで頑張ってください〜！ (2021年12月9日 21時) (レス) @page26 id: c5f091f9f6 (このIDを非表示/違反報告)
まゆか(プロフ) - shinox2さん» ほんとですよねー！この先どう展開にしようか楽しんで書いてます😂 (2021年11月29日 10時) (レス) id: 9f4232803c (このIDを非表示/違反報告)
shinox2(プロフ) - 恋愛させてあげたいーー!!!!でもお兄様方のセコムが強すぎるぅぅぅぅ (2021年11月26日 16時) (レス) @page35 id: 947326f28f (このIDを非表示/違反報告)
まゆか(プロフ) - ▼とある黒兎さん» ありがとうございます!!!楽しんでいただけるような作品に作り上げていきたいので是非とも新シリーズも最後まで楽しんでいただけたら嬉しいです😂 (2021年11月13日 18時) (レス) @page11 id: 0b08a23bd3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆか | 作成日時：2021年11月9日 4時
