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｢りんちゃん、これは？｣
｢これはこっちな。｣
あまりAに反社の仕事はさせたくない兄としての気持ちもあるけど、お兄ちゃんのお手伝いしたい。なんて言われたらお願いするしかない。おかげで仕事終わるのが早い。
｢A、今日昼に商談兼会食あるけどAも行くか？｣
ココの誘いに行きたそうにしたけど、
どうしようって顔で俺を見てきた
｢フレンチのコースじゃなくて
中華で回るテーブルのやつだから安心して大丈夫だ｣
フルコースじゃ確実に残すし不安だったんだろう
｢りんちゃんも一緒？｣
｢竜胆も？良いぞ。竜胆来れるのか？｣
それにまだAは治ったわけではない。
｢大丈夫。兄ちゃんに言っておくから｣
商談行ってる兄ちゃんに連絡しておけば、
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汚く笑う相手の男の話を聞きながら適当に相槌うち
取り分けたエビチリを食べるAに
卵スープをよそうと美味そうにしてる
｢りんちゃんこれ美味しい｣
これ絶対話聴いてねぇな。
｢いやぁ、まさか梵天に
こんな可愛らしい女の子がいたなんて。
九井くんも本気出してきたって事かな？｣
オッサンの舐めるような視線にAも
スープを飲む手を止めた
｢僕の好きなようにその子で遊んで良いって事かな？｣
Aをそういう目で見てるのが気持ち悪ぃ
｢ココ、おいテメェ、A売るつもりで連れてきたのか｣
｢んな訳ねぇだろ。
美味そうな中華だったから連れてきただけだよ｣
俺とココの間で静かにオッサンを見てにこりと笑ったA
｢お口が上手なおじ様なんですね
私が相手では務まりませんよ〜｣
Aの言葉に俺とココは笑ってしまった
こういう時のAの勘は全てを見透かしたように当たる
｢可愛い子に違いないだろ僕の相手してくれるんだろ？｣
｢あれ？通じませんでした？
つまんない話ばかりで眠くなりそうですって言ったんです
それに、どこかの違う組と既に繋がってるんですね｣
｢なんでそれを｣
｢うちの子がそう言ってんだ。交渉は無かった事に。｣
ココの言葉と同時に眉間に1発撃ち込めば
そのままテーブルに突っ伏して息を引き取った
｢気持ち悪い視線向けられたよな、ごめんな｣
｢平気。それに梵天にデメリットしかない内容だったし、ごめんねココさん、報告書めんどくさくさせちゃった｣
｢むしろAいなかったらウチがマイナスになってたから報告書ぐらい気にすんな。｣
それよりAをあんな目で見たおっさんにもう少し痛い目見せれば良かった
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まゆか(プロフ) - maaruさん» ありがとうございます！ラストまで楽しんでいただけたら嬉しいです!! (2021年12月10日 4時) (
レス) id: 9f4232803c (このIDを非表示/違反報告)
maaru(プロフ) - ほんっとにきゅんきゅんするし面白いです〜！！最近読み始めたんですけどもうハマりました！まゆか様のペースで頑張ってください〜！ (2021年12月9日 21時) (レス) @page26 id: c5f091f9f6 (このIDを非表示/違反報告)
まゆか(プロフ) - shinox2さん» ほんとですよねー！この先どう展開にしようか楽しんで書いてます😂 (2021年11月29日 10時) (レス) id: 9f4232803c (このIDを非表示/違反報告)
shinox2(プロフ) - 恋愛させてあげたいーー!!!!でもお兄様方のセコムが強すぎるぅぅぅぅ (2021年11月26日 16時) (レス) @page35 id: 947326f28f (このIDを非表示/違反報告)
まゆか(プロフ) - ▼とある黒兎さん» ありがとうございます!!!楽しんでいただけるような作品に作り上げていきたいので是非とも新シリーズも最後まで楽しんでいただけたら嬉しいです😂 (2021年11月13日 18時) (レス) @page11 id: 0b08a23bd3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆか | 作成日時：2021年11月9日 4時
