胃が痛くなる2【名探偵コナン】

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Aside




｢Aちゃんは後部座席ね。｣
｢へ？"は"？｣
わざわざそんなことを言った安室さんを不思議に思い、助手席を見るとお萩がいた


｢なんでお萩いるん｣
安室さんに流れるように後部座席に座らされた。
｢暇だからって着いてきた。｣
｢2人とも俺に塩対応すぎじゃない!?｣

いやだって、


助手席に座ってたお萩と目が会った瞬間
勢いよくドア開けて、瞬間移動並みでこっちに来てほっぺにすりすり頬ずりされたんですよ。
別に頬ずりされるのは嫌じゃないんだけど
『はぁぁ、ほっぺもちもち最高Aちゃんちっちゃい可愛い』
もはや高速摩擦でほっぺ痛いんですよ
そりゃ塩対応になってもしょうがなくないですか。


お萩と安室さんに連れられ刑事課に。
え？
首からは通行証のプレート引っ下げられ。

｢はい。陣平ちゃんの元で事情聴取です。｣
｢お主、謀ったな｣
｢謀ったなじゃねーんだよ。もう情報筒抜けです。
今度はクール便に死体と詰められたんだって？｣
｢冷蔵庫の陣平お兄ちゃんのおつまみの6ピースチーズの気持ちがわかったよ｣
｢どんなんだった？｣
｢寒い寒い冷蔵庫にいつまで入れとくつもりなんだ｣
｢はい。今日帰ったらチーズ食います。｣

｢もー陣平ちゃんったら心配でフロアずっとウロウロしてたって聞いたよ？｣
｢当たり前だろ！こんなに冷えて！｣
刑事課に着いたら陣平お兄ちゃんが毛布広げて待機してました。はーい、今包まれて背中さすられてます
梅雨の時期に土砂降り雨にやられて家に帰ったら
ママがタオルとコーンスープとお風呂準備万端で待機してるやつですよ。
｢赤子の気分｣
｢さほど変わんねえわ｣

｢高木刑事は？｣
コナンが電話しても繋がんなかったの思い出して聞いてみたらお萩がからかってきた
｢お、陣平ちゃんより高木くんがいいの？｣
｢お萩ってさ、脳の作り女寄り？恋愛脳？｣
そう言ったら安室さんと陣平お兄ちゃんが吹き出して笑った
｢その可能性無くはないな。｣
｢ちょっと陣平ちゃん!?｣


そんなこんなで事情聴取が始まり、
｢聞いた感じ痴情のもつれってやつ？あ、｣
犯行計画を録音にしてたボイスレコーダー忘れてた。





事情聴取も終わってココア飲んでると
またお萩が性懲りも無く聞いてきた

｢Aちゃん、研二ちゃんに教えて？
陣平ちゃんより高木くん？｣

｢高木刑事は優しいから好きだけど、
1番大好きなのは陣平お兄ちゃんだよ｣


｢あ、そのまま白く育って｣
なんか真顔で言われたんだけど。何かあったの？

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