胃が痛くなる2【名探偵コナン】

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Aside





蘭にそっくりの王女様
マジで？

こんな似てることあんのかよ

コナンと園子も驚いている
そりゃあんな瓜二つ驚かないわけないよな

園子が乾杯のジュース無いって言うからコナンが取りに動いたけど、乾杯で誰か亡くなっちゃうとかないよな。
刺殺も有り得るけど、ここは毒殺かなぁ
こんなの考えちゃうのも職業病みたいなものかな…
新ちゃんといると捜査の手伝いやらされるし、
私の平和な学生生活はいつになったら来るんだろう…


｢ん、園子お姉ちゃん、私もジュースもらってくるから待ってて｣
｢あいよ｣
コナンも向かってるジュースも置いてあるカウンターに向かう途中でワインを運んでるソムリエとすれ違った際にタバコの匂いがした

これから王女にワイン注ぐ奴がタバコ吸うか？
｢…コナン！｣
｢あぁ、Aも気づいたか｣
｢あの男？｣
コナンに声を掛けて王女にワインを注いでる男に視線を移す
｢やっぱり…｣

｢飲んじゃダメだ！
ごめんなさい王女様
でもそのワイン、注いでくれたその人に味見してもらってよ｣

コナンの言った通り偽物のソムリエ
ソイツは逃げ惑う人々を押し退けて逃げていく
やっぱり事件起きちゃったか、
コナンと男を追いかけ走ると、おっちゃんがタイミングよくトイレから出てきた。
柔道日本一の実力の持ち主。こりゃおっちゃんの腕の見せ所
｢おじさん！そいつ捕まえて！｣

ナイフ持ってきて走り向かう犯人にボディブローを1発、
そしてそのまま背負い投げ。拍手もん程の無駄のない動き


｢こいつ何したんだ？｣
倒された男を見下ろし聞いてきたおっちゃんに、
あの後会場で起きた事を話す

そしてショルダーバックの中のスマホが着信通知で振動している


スマホを見なくてもわかる
画面に表示されているのは

陣平お兄ちゃん



ですよねー。

｢もしもし｣
『おうAチャン。ボウズに言わなかったんか、
怪しいヤツいたらぶん殴って事件起こさせるなって』

｢言ったよ？でも無茶ぶりすぎだよ｣

『ったく、今俺らそっちに向かってるから、』

｢はーい。｣

こりゃ今日の夜は長くなりそうだ。




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