検索窓
今日:7 hit、昨日:1 hit、合計:78,711 hit

38 side五条 ページ41

「あけまちて!おめでとうございます!」

高専の敷地をすれ違う人達に挨拶してく我が子。



っああああああああ!
似合う!似合ってるよぉぉお!


A用に仕立てた子供着物!
赤!ねぇ赤が似合う!!!もう可愛い!!!
椿がまた良い!!!


寒くて朝起きたくない僕が!
着物着たA見たくて早く起きれたよ!
初日の出見る勢いで!!!
むしろAのほうがシーツにしがみついて
ベッドから出たくないって言うから
引き剥がすのに頑張った。

もうさ、もう可愛いの!
子供着物ちっちゃいんだよ!
はぁぁぁあ、

Aしか勝たん。

娘って可愛い。世の中のお父さんって皆こんな感じなのかな。
溺愛だよね。でれでれになるわ。
娘のためなら頑張れるってほんとだよ。
え?僕?
もちろん。Aのためなら頑張れる。
パパですから。えぇ。父親です。
あ、薬売りさん?Aの写真送ったら
『悟くん。ちゃんと父親してますね。おじいちゃんは嬉しいです。もっと孫のAの写真ください。』
って返ってきた。

薬売りさんのあの見た目でおじいちゃんとか行ったら
夜蛾せんせーなんて曾祖父になるんじゃねぇの?



「はつもうで!行くってさとる言ってた」
「そっかー気をつけて行ってらっしゃい」

そう。今から初詣。
ふっふっふ、出店あるとこ行ってやろうじゃねぇか!


高専の敷地を出たらAを抱っこして、
毎年出店があるっていう神社に足を進める。


神社に近づくにつれ人が多くなる

わたあめとかイカ焼きとか、屋台の匂いが僕達の鼻をくすぐる
「おいしそう、、、」
僕に抱っこされたまま屋台をじっと見てる
「美味しそうだねぇ、でもまだ買わないよ〜」

今ここで抱っこから降ろしたら屋台に走って行って
迷子になるのは目に見えてる

早く通り過ぎよ〜


鳥居をくぐれば晴れ着を着た人や
厚手のコートを来てる人達でごった返しになっている
「わぁ、凄いや」
「、、、おりる」
歩きたいって言うAを降ろして、
僕のズボンとか掴んでおくように言った。

身長差がありすぎてAを降ろすと手繋ぐにも
届かない。そう、届かない。
早くおててつないでお散歩したいのにさぁぁぁあ!

まぁそれは今は置いといて


参拝を済ませ、おみくじ引くか聞くと、
おみくじに興味がわかないみたいで屋台をただ見つめてる

39 side五条→←37 side五条



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (55 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
127人がお気に入り
設定タグ:呪術廻戦 , モノノ怪
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:まゆか | 作成日時:2020年12月11日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。