【呪術】もうダルいわ。【モノノ怪】【鬼灯の冷徹】 (ページ31)

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29 side五条ページ31

｢ぎゃははははははは！｣

ズボンの丈が合わなくて赤いジャケットに黄色のネクタイがトレードマークの泥棒さんみたいになっている

｢おいおい、つんつるてんじゃねぇか
採寸し直すかサンタさん｣

ゲラゲラ笑ってる硝子の隣で笑いこらえてる薬売りさん
｢、、～っぷッ｣
｢笑いこらえきれないならちゃんと笑ってくんない？｣

袋に入ってたのはサンタクロースの衣装、

｢A起きちゃうから！｣
隠してたプレゼント持ってそろりと部屋に行く

後ろに薬売りさんと硝子もわくわく顔で着いてきた

｢A～？｣
耳すましても、スースー聴こえるだけ、
そーーーーっと、枕元にプレゼント置いて
リビングに戻る

｢悟くんに、お願いして正解でした。｣
｢不安しかまだ無いけどね。｣
｢でも、Aが来てから、すごい充実した生活おくれてる。人間らしい生活が出来てる気がする。｣
ぽかぽか胸が温かいんだ。
幸せってこういう事なのかな、、、
｢、良かったです｣

薬売りさんはふふって、まるで僕の心を見透かしていたみたいに微笑んだ。

｢まぁ、私も正直悟くんにお願いしたの最初は不安だったんですがね、｣

｢悟くんになら任せられます。｣

そう言って、薬売りさんは、くいっとお酒を飲んだ

｢ん？おいこれ紙入ってるぞ｣
｢え？｣
クリスマスツリーに下げてた靴下から
なんか畳まれた紙を取りだした

｢、、、悟｣

開いてみると、
ペンで書かれた文字。

サンタさん
プレゼントはさとるとみんなと
あそべるのがいいです

まだ拙く描きなれてない子供の文字、

プレゼントのお願いが、
また泣かせに来るなぁ。

可愛いお願いだなぁ、

｢中なんか入ってる、｣
コロンと出てきたのはラッピングされた3枚のクッキー
｢、Aがサンタさんにあげるんだって、
教えてって来たのよ｣
｢え？まじ？｣
｢まじよ。それ、Aの手作り｣

は？もう尊すぎでしょ。