天賦の声を持つ少女は・・・【幕末Rock】

18話　救いたい ページ21

主「白葉・・・」

坂「ミラちん。あの日からずっとあの様子じゃ」

桂「どうにかしてあげたいですね」

ガラッ

土「全員いるか」

高「どうした？」

沖「3日後に月読が雷舞をするらしいよ」

主：ピクッ

高「だが、また罠だったらどうする」

土「その時はその時だ。だが、このまま見過ごすわけにもいくまい」

主「・・・僕も行く」

坂「ミラちん？」

主「白葉を・・・弟を助けたい」

桂「・・・わかりました。でも、無理はしないでください」

主「うん」

＝雷舞当日＝

月「カナリヤは来るかしら」

白「来るよ。おねぇちゃんなら絶対」

月「そうね」

・

・

・

主(早く白葉を救いたい)

桂「肩の力を抜いてください」

主「うん」

沖「始まったよ」

月「皆様、ようこそおいでくださいました。この者は私の付き人の白葉でございます」

白「よろしくお願いします」

高「行くぞ」

土「わかってる」

主「白葉！」

月「来たわね」

主「白葉！助けに来たよ」

白「助けに？どうして？」

主「あなたは月読様に操られている！・・・だから、開放してあげる」

Aは歌った

白「これが、おねぇちゃんの歌・・・」

主「そうだよ」

白「ありがとう・・・。これでゆっくり眠れる」

白葉は光となって消えた

坂「何度聞いても、ミラちんの歌はすごいのー」

主「月読様！もうやめましょう？こんなことしても、何になるんですか！」

月「全ては慶喜様のためよ」

主「そんなのおかしいです！」

月「カナリヤ、覚えておきなさい。あなたは必ず私のところに来る」

主「え？」

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