episode255 ページ5
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「＿＿ただ、おばさんにはどこから手に入れたか、内緒にして……もっとも、考えてみれば、おばさんはもう君たちを魔法省に入れることには、そんなに興味がないはずだけど……」
「ハリー＿＿」
フレッドが何か言おうとした。
だが、ハリーは杖を取り出し、二人に杖先を向ける。
「さあ、受け取れ。さもないと呪いをかけるぞ。いまならすごい呪いを知ってるんだから」
ハリーは意地悪く笑って言った。
「ただ」と続ける。
「一つだけお願いがあるんだけど、いいかな？ロンに新しいドレスローブを買ってあげて。君たちからだと言って」
これにもまた双子は驚かされ、口をあんぐりと開けてハリーを見ていた。
Aはその光景に思わず笑みを溢す。
「ハリー、あなたって最高ね」
「どういたしまして」
ハリーが笑って言った。
ハリーには全く驚かされる、とAは思う。
ドラコ達を飛び越え、ハリーはコンパートメントから出た。
Aもそれに続いた。
「ハリー」
Aがハリーの背中に小さく声を掛ける。
ハリーが振り返った。
「ありがとう、ハリー。私からもお礼を言うわ。二人も、バクマンに騙されて取り返そうと躍起になってたけど……本当はすごく落ち込んでたと思うの」
「うん、そうだろうね。でも、二人の為だけじゃないよ」
「どういうこと？」
Aは不思議そうに聞いた。
「君のためでもあるんだ」
ハリーが言った。
Aは余計訳が分からず、首を傾げる。
「あの二人が店を開いたら、君も一緒にやるんでしょ？」
ハリーは意地悪く笑って言う。
Aは顔を紅潮させた。
「でも、私、何も手伝えてないわ」
「それでも、二人はAと店をやるつもりだよ」
「そうかしら？」
「うん」
ハリーはやけに自信たっぷりだった。
二人で汽車を降りる。
すぐにフレッドとジョージもコンパートメントから出てきていた。
すると、ウィーズリー夫人が汽車から出てきたハリーをしっかりと抱きしめる。
「じゃあな、ハリー」
ロンがハリーの背中を叩いた。
「さよなら、ハリー！」
ハーマイオニーはハリーの頬にキスをする。
これにはハリーも少し驚いた顔をした。
「またね、ハリー」
Aはハリーに微笑んで、手を振る。
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恂(プロフ) - 黄緑さん» コメントありがとうございます🙇♀️楽しんで読んでいただけている様で、嬉しくなりました！ありがとうございます☺️ (2022年3月26日 21時) (
レス) id: db0672b5d4 (このIDを非表示/違反報告)
黄緑 - 逆ハーものが大好きなのでフレジョに愛される夢主に萌え転がりました…逆ハー最高です… (2022年3月26日 20時) (レス) @page28 id: 4f3c0f4c8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恂 | 作成日時：2022年3月5日 22時
