episode87 ページ37
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グリフィンドールがリードした、20対０で試合は再開される。
その後、スリザリンチームのモンタギューがクアッフルを持ったケイティの髪を掴み、モンタギューにクアッフルを奪われた。
だが、これにすかさずフーチ先生がスリザリンチームにペナルティーを与える。
一分後、ケイティがペナルティー・スローを決め、グリフィンドールに追加点をもたらす。
30対０。
ハリーが動いた。
「ハリー！まだ30点だぞ！」
隣に居たロンがハリーに向かって叫ぶ。
そう、グリフィンドールが優勝杯を獲得する為には、今回の試合で勝つだけでは足りない。
50点以上の差をつけた状態で勝利しなければならなかった。
しかし、ハリーもそれは充分に分かっていることだった。
ドラコ、ビーターのボールとデリックがハリーに迫る。
ボールとデリックが、ハリーに向かって棍棒を振り上げた。
棍棒が当たるギリギリの所で、ハリーは急上昇し、ボールとデリックは嫌な音を立てて正面衝突をした。
「ハッハーだ！ファイアボルトに勝てるもんか。顔を洗って出直せ！さて、またまたグリフィンドールの攻撃。ジョンソンがクアッフルを手にしています＿＿フリントがマークしています＿＿アンジェリーナ、やつの目を突いてやれ！＿＿あ、ほんの冗談です。先生。冗談ですよ」
リーがマクゴナガルに叱られそうになりながら解説を続ける。
「ああ、ダメだ＿＿フリントがボールを取りました。フリントがグリフィンドールのゴール目掛けて飛びます。それっ、ウッド、ブロックしろ！」
しかし、ウッドはもう少しのところでスリザリンに得点を許してしまう。
スリザリンから大きな歓声が上がった。
マイクを握るリーが散々悪態を付いたので、マクゴナガル先生が魔法のマイクをリーからひったくろうとした。
「すみません、先生。すみません！二度と言いませんから！＿＿さて、グリフィンドール、30対10でリード。ボールはグリフィンドール側＿＿」
今日の試合はAが見てきた中で、一番白熱していた試合だった。
白熱というか、血の気が多いと言うか。
相変わらずリードを取るグリフィンドールチームに、スリザリンチームは反則的な手段で対抗する。
40対10、50対10、60対10、70対10。
観客席が声を枯らしながら叫んでいる。
皆がハリーに集中した。
ハリーがスニッチを見つけ、ファイアボルトを加速させる。
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恂(プロフ) - アイさん» こんばんは。コメントありがとうございます！嬉しいお言葉感謝します☺️これからもお楽しみいただけるように頑張ります☺️ (2022年1月11日 22時) (
レス) id: db0672b5d4 (このIDを非表示/違反報告)
アイ(プロフ) - こんにちは。いつも楽しみに読ませて頂いています！主さんのペースで頑張って下さい😊 (2022年1月11日 22時) (レス) @page28 id: 115c24b020 (このIDを非表示/違反報告)
恂(プロフ) - 犬好きさん» こんばんは。コメントありがとうございます！そう言って頂けて何よりです☺️これからもよろしくお願いします😌 (2022年1月5日 0時) (レス) id: db0672b5d4 (このIDを非表示/違反報告)
犬好き(プロフ) - めちゃくちゃ面白くて大好きです！！ (2022年1月5日 0時) (レス) @page8 id: 1f2d5471d2 (このIDを非表示/違反報告)
恂(プロフ) - 姫唆さん» こんにちは。コメントありがとうございます！嬉しいお言葉…感謝します☺️これからもこの作品をよろしくお願いします😌 (2022年1月4日 9時) (レス) id: db0672b5d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恂 | 作成日時：2022年1月1日 0時
