episode76 ページ26
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その腹いせにジョージがレイブンクローのビーターめがけて、ブラッジャーを叩きつける。
その後、再びハリーがスニッチを見つけた様で、箒を加速した。
「ハリー！いけー！」
隣でロンが叫ぶ。
だが、レイブンクローのシーカーである、チョウ・チャンがハリーの行手を遮り、ハリーは再びスニッチを逃した。
ウッドから聞いた話だが、このチョウはつい先日までシーカーを担当していなかったそうだ。
怪我をしていたらしいが、完全回復し、今回のシーカーを担当している。
ハリーにとっては相手にならない相手かとも思われたが、それは全くの勘違いだった。
彼女は、チームの中でもただ一人の女性でありながら、シーカーとして油断ならない存在だった。
先にスニッチを見つけるハリーを上手く追い、ハリーのスニッチ獲得を防いでいるのだから。
両チームのシーカーがスニッチを探す中、レイブンクローのチェイサーがゴールを決めた。
しかし、それを気にも止めずにアンジェリーナ・ジョンソンがすぐにゴールを決める。
「アンジェリーナ・ジョンソン選手、ゴーール！グリフィンドールに10点！」
ゴールを決めるグリフィンドールチームだが、だんだんと差は縮められていく。
レイブンクローとの差が50点まで縮められた時、ハリーがスニッチを見つけたのか、突然急上昇した。
すかさず、チョウがハリーを追いかけたが、ハリーは急上昇急降下をしチョウを振り切る。
そのままハリーはスニッチに向かって弾丸の様に飛んだ。
ハリーが段々とスニッチに近付く後ろで、チョウが「あっ！」と叫んだ。
競技場中がチョウの指差す方向へ目を向けた。
「うそ……！」
ハーマイオニーが動揺した声を出す。
そこに居たのは三人のディメンターだったのだ。
ハリーを見上げ、今にも襲いかかりそう。
Aは杖を取り出し、何か呪文を唱えようとした。
「エクスペクト・パトローナム！守護霊よ来たれ！」
ハリーの杖の先から、白銀色の何か大きなものが噴き出し、ディメンターに直撃した。
ハリーはディメンターをやっつけたのだ。
ハリーはそのままスニッチに手を伸ばし、やっと手の中に収めた。
瞬間、フーチ先生のホイッスルが鳴り、競技場中が歓声を響かせる。
グリフィンドールチームの皆が、ハリー目掛け勢いよく迫っていった。
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恂(プロフ) - アイさん» こんばんは。コメントありがとうございます！嬉しいお言葉感謝します☺️これからもお楽しみいただけるように頑張ります☺️ (2022年1月11日 22時) (
レス) id: db0672b5d4 (このIDを非表示/違反報告)
アイ(プロフ) - こんにちは。いつも楽しみに読ませて頂いています！主さんのペースで頑張って下さい😊 (2022年1月11日 22時) (レス) @page28 id: 115c24b020 (このIDを非表示/違反報告)
恂(プロフ) - 犬好きさん» こんばんは。コメントありがとうございます！そう言って頂けて何よりです☺️これからもよろしくお願いします😌 (2022年1月5日 0時) (レス) id: db0672b5d4 (このIDを非表示/違反報告)
犬好き(プロフ) - めちゃくちゃ面白くて大好きです！！ (2022年1月5日 0時) (レス) @page8 id: 1f2d5471d2 (このIDを非表示/違反報告)
恂(プロフ) - 姫唆さん» こんにちは。コメントありがとうございます！嬉しいお言葉…感謝します☺️これからもこの作品をよろしくお願いします😌 (2022年1月4日 9時) (レス) id: db0672b5d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恂 | 作成日時：2022年1月1日 0時
