episode65 ページ15
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フレッドとジョージは次に会った時から変では無くなった。
近くに居たリーが何故か笑いを堪えている様子だったけど。
何があったのか分からなかったが、それを本人たちに聞いてみることはしなかった。
「あら、ハリーとロン。どうしたの？」
廊下を歩いていると、少し先にハリーとロンを見つけた。
何やら、むっつりとした顔をしてこそこそと話していたのだ。
何かあったのかと問い掛けてみると、ロンは怒りを露わにして言った。
「ハーマイオニーがハリーの貰ったファイアボルトを、マクゴナガルに取り上げさせたんだ！！」
「ファイアボルト？」
「世界最高の箒だよ！知らないの！？」
口泡を飛ばす勢いで言うロンをハリーが宥める。
ハリーはロンと違って怒りを露わにはしていなかったが、静かにハーマイオニーに対する怒りを育てているようだった。
「マクゴナガル先生はその箒をどうするつもりなの？」
「色々調べるんだって。バラバラにして」
ハリーは静かな声で言った。
ロンは怒りを抑えきれずに再び口を開く。
「呪いなんか掛かってるわけないのに！！」
「呪いって？」
「シリウス・ブラックが、僕に呪いを掛けたファイアボルトを送ってきたって疑ってるんだ」
「でも呪いのプレゼントを送るなら、なんで君にわざわざ世界最高の箒を送る？そこら辺のボロ箒でも良いはずだろ！」
Aは考えた。
確かにロンの言い分も一理ある。
だが、それが先生たちを説得できるとは到底思えない。
「まだ貰ったハリーだって乗ってないのに！全部ハーマイオニーのせいだよ！あの……」
「待ってロン、悪口はダメよ。それに、ハーマイオニーもハリーを思ってのことだったんじゃないかしら？」
「それは……」
「確かにロンが言ってることもありえるわ。でも、本当に呪いが掛かっていたとしたら？ハリーは殺されてたかも」
ロンは納得出来なかった様だが、反論も出来なかった。
Aの言ったことは、もっともな意見だったから。
ロンは口をもごもごとさせて眉を下げる。
「許してあげて。大切な友達でしょ？」
「うん……」
ロンの怒りはすっかりと落ち着き、今ではハーマイオニーへの罪悪感に苛まれているようだった。
ハリーも納得がいかない様子だったが、Aの言葉に頷いた。
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恂(プロフ) - アイさん» こんばんは。コメントありがとうございます！嬉しいお言葉感謝します☺️これからもお楽しみいただけるように頑張ります☺️ (2022年1月11日 22時) (
レス) id: db0672b5d4 (このIDを非表示/違反報告)
アイ(プロフ) - こんにちは。いつも楽しみに読ませて頂いています！主さんのペースで頑張って下さい😊 (2022年1月11日 22時) (レス) @page28 id: 115c24b020 (このIDを非表示/違反報告)
恂(プロフ) - 犬好きさん» こんばんは。コメントありがとうございます！そう言って頂けて何よりです☺️これからもよろしくお願いします😌 (2022年1月5日 0時) (レス) id: db0672b5d4 (このIDを非表示/違反報告)
犬好き(プロフ) - めちゃくちゃ面白くて大好きです！！ (2022年1月5日 0時) (レス) @page8 id: 1f2d5471d2 (このIDを非表示/違反報告)
恂(プロフ) - 姫唆さん» こんにちは。コメントありがとうございます！嬉しいお言葉…感謝します☺️これからもこの作品をよろしくお願いします😌 (2022年1月4日 9時) (レス) id: db0672b5d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恂 | 作成日時：2022年1月1日 0時
