【あんスタ】誠に僭越ですが！！《七種茨》（１５-２）

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？？？





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明「ちょっと、ちょっと〜！」








明「どういうこと〜！」





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ざわざわとした雑踏と


冷めやらぬ熱気に包まれている


アンサンブル・スクエア地下ライブ会場ロビーに


スバルの不満気な声が響く。




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衣「どういうことっつっても、こればっかりはなぁ…」








遊「逆先くんからの連絡も予定より遅かったもんね…」








氷「過ぎてしまったことは残念だが、とにかくここへ来たAさんを最後まで案内するのが俺たちの役目だ」






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3人は意外にも落ちついていて、


スバルとは対象的。







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明「でも、でもっ…」




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明「ライブはもう終わっちゃったんだよ…！？」







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「明星くん…」と、真は小さく声をもらす。





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明「このドリフェスは、AさんがCrazy:Bの専任プロデューサーになってからの初めての大きなライブだったんだよ！」








明「アイドルの晴れ舞台を見れないプロデューサーなんて、可哀想だよ！」





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明「俺たちの初めてのライブ、覚えてるよね？」








明「Trickstarとして、初めて立派なステージに立ったあの日…」








明「不安や緊張もあったけど、プロデューサーが、あんずが見守ってくれてて、」








明「すごく、すごく心強かった…！」





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スバルの主張に、Trickstarの3人は


バツが悪そうに口をつぐんでしまう。





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明「Crazy:Bだけじゃないっ」





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明「Edenの4人だって…！」



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明「バっ…！」




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嘆くスバル。







その何か“もうひとり”の名を呼ぼうとしたタイミングで


別の声色が重なった。





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羽「お〜い…！」





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人混みの間をかき分け、薫が片手を上げ


4人の元へと駆け寄ってくる。




薫の後ろには、晃牙とアドニスの姿もあった。




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羽「ひょっとしてみんな、Aちゃんのこと探してたりする？」




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口を開けば彼女のことばかりの薫だが、


今回ばかりは用向きが違ったようで。





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氷「と言うと、羽風先輩もAさんを探しているのか？」








羽「うん、そう」



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「実はさぁ、」と羽風は片方の眉尻を下げながら


“事情”を話し始めた。






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