【あんスタ】誠に僭越ですが！！《七種茨》（１５-２）

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いよいよこのドリフェスも終盤中の終盤。






間もなくEdenの最後の歌唱が終わる頃。







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ライブ会場の一角に設けられた機材席付近には


“重要な任務”を任された5人の姿があった。






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礼「ほ、本当にこんなことをしてしまっていいんでしょうか……」








白「まったく〜、ヒロくんが安請け合いするからだよ〜」








白「おれは客席でこの前代未聞のドリフェスを堪能したかったのに〜」








一「ごめんよ、藍良！」








一「でも、滅多に無い兄さんからの頼みだったから、僕はどうしても叶えてあげたくて！」








風「まぁ、俺たちだけなら少し気が引けてしまいますが、あんずさんもいらっしゃるので特に心配は無用そうですな」








あ「そうは言っても、私もこういうことは初めてだから上手く行くかどうか……」








一「大丈夫！きっと成功するよ、プロデューサー！」






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ALKALOIDの4人とあんず。








この5人、燐音曰くの“大確変”にとって


とても重要な役割を担っているそうで。







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白「おれたちは上に登らないと〜、マヨさん、案内して〜」








礼「はいぃぃぃ…」







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その役割の中でも分担があるらしく、


藍良とマヨイは目立たないよう身を屈めて


どこかへ向かった。







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そして、Edenのアウトロに合わせて、


特効装置のバズーカ砲が大きく弾け


客席一帯にプリズムテープがキラキラと降り注ぐ。






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その瞬間。






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一「失礼するよ！」





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機材席のスタッフの間に割入る一彩。






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風「なるほど、いかにも複雑そうな機械ですな」








あ「私が操作するので、風早先輩はこれを持っていてください」








風「はい」






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突然の一彩の登場に呆気に取られるスタッフを尻目に


巽とあんずは音響装置を操作し、


手早く音源を入れ替えた。





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