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IBARA
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「自分が何したのかわかってるのっ?」
燐「べ、別に大したことしてねェよ!」
「暴力沙汰なんて最低だからね!」
燐「暴力はしてねェし!」
「ていうか、肝心のHiMERUくんはっ?」
燐「知るかよ、あいつなんて!」
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顔を合わせるや否や、
ガミガミと、お互いに
言い合いを始めるふたり。
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警備員「被害者の彼は授業があるので、教室に返しましたよ」
燐「あいつのことは被害者呼びかよ」
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HiMERU氏について答える警備員に対し
ケッと、唾を吐く天城氏。
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すると、何か引っ掛かりを感じたのか
Aさん、今度は警備員に向かって言う。
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「それちょっと、不公平じゃないですか…?」
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「わざわざ事務所にまで連絡をして来てるわけですし、」
「天城くんを残すなら、当事者同士、HiMERUくんもここに残すべきです」
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「まぁ…もう過ぎたのことなんで仕方ないですけど、」
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あまりにも不意打ちの正論に
警備員も呆気に取られていた。
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「とにかく、天城くんはアンサンブル・スクエアに帰ろう」
「HiMERUくんとは学校が終わってから、しっかり話し合い」
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「いい?」
燐「…………。」
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「い い ?」
燐「わ、わーったよ…!」
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そんなAさんに屈して、
天城氏は渋々返事をしていた。
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その後、Aさんは
天城氏の“保護者”として書類にサインをし、
天城氏は守衛室から解放された。
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七「タクシーをお呼びしておきましたので、もう間もなく来るかと」
「…戻らないの?」
七「ついでに自分は事務方の方へも伺おうと思いますで、お先にお戻りください」
「わかった」
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何か言いた気なAさんだっだが、
俺は気付かないフリをした。
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Aさんと天城氏、そして俺。
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3人一緒に行動するなど、正気じゃない。
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ふたりはどう捉えるか
知ったこっちゃないが。
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俺は、耐えられない。
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じまさき(プロフ) - イベントおつかれさまでした!コメントくださった方々、ありがとうございます◎ (2021年10月15日 0時) (レス) id: 01dc0f93ee (このIDを非表示/違反報告)
良 - 今回の更新もドキドキでした!!!いつも受験勉強の合間に読ませていただいています。茨との関係どう進展していくのでしょう♪楽しみにしています!イベント頑張ってください!! (2021年9月30日 20時) (レス) @page34 id: 544f46ea82 (このIDを非表示/違反報告)
陽愛(プロフ) - 更新の度、ハラハラしております笑 あと、私もイベ走るのでお互い頑張りましょっ(´ω`) (2021年9月30日 3時) (レス) id: b2e809b8c3 (このIDを非表示/違反報告)
lio(プロフ) - 毎回更新楽しみにしています!イベントも頑張ってください待ってます! (2021年9月30日 1時) (レス) @page34 id: 2079d47a7a (このIDを非表示/違反報告)
じまさき(プロフ) - 奏斗さん» はじめまして。大変ご丁寧にありがとうございます。とても嬉しいお言葉、また同様の作者様よりこのようなコメントを頂け驚いてもいます。月並みのお返事しか出来ずに恐縮ですが、本当にありがとうございます。またご覧頂けますと幸いです* (2021年9月11日 23時) (レス) id: 01dc0f93ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:じまさき | 作成日時:2021年8月31日 0時