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IBARA
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七「…………。」
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俺は弓弦をじろりと睨む。
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こいつ……。
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弓弦がAさんのことで
俺を茶化すのは今に始まったことじゃないが、
いつから始まったかも覚えていない。
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しかし、弓弦なら…と、
不思議と俺自身も
心を許している部分もあった。
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《 ポーン 》
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軽快な音とともに
扉がゆっくりと開く。
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俺はフン!と鼻を鳴らしながら
弓弦に向かって中指を立て、
エレベーターを降りた。
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伏「本当に出来の悪い子ですねぇ」
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どこか聞き覚えのあるセリフと
クスクスという笑い声が
閉じかけの扉の隙間から微かに聞こえた。
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作者名:じまさき | 作成日時:2020年10月18日 16時