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IBARA
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七「…!?」
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燐「にしても、こーんな時間まで仕事かよ」
燐「精が出るなぁ、副所長さんよぉ」
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驚きのあまり、危うくメールを
誤送信しそうになる。
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しかし俺はすぐさま顔を上げ、
来客用のソファにどっかり腰を据える
天城氏を睨み付けた。
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七「一体、何の用です?」
七「ここはあなたのような輩がのうのうと入って来れる部屋ではありませんっ」
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燐「ギャハハハ…☆」
燐「今日も機嫌悪ぃのな〜?」
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少々語勢の強くなった俺の忠告など
届いていない天城氏は
下品な笑い声を上げる。
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七「お引き取り下さい」
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燐「まぁ、そう言うなって」
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七「お引き取りを」
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燐「…………、」
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突き放す俺に対して、
天城氏は思いの外あっさりと
肩をすくめたかと思ったら。
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燐「んだよ、」
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燐「こん時は、機嫌良さそーうに手ぇ繋いでんのによぉ?」
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ソファを立ち上がった天城氏。
俺の目の前に、自身の
スマホ画面をかざしてきた。
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七「………な、」
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それを見て、俺は固まってしまった。
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作者名:じまさき | 作成日時:2020年10月18日 16時