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母「遅かったわねぇ」



父「インタビューが長引いたんだろ」



いいえ、あの、沢北先輩と観光してて



沢北「じゃあ、俺これから東京行くから、またね」



貴女「はい」



沢北「そんな顔しないで、またすぐ会うよ」



貴女「うん」



薄く染まった頬に沢北先輩が触れた。



沢北「じゃあね」



手が離れた。



母「まあまあ

どういうことなの??」



父「A、沢北くんと何があった!?」



貴女「内緒♡」



ギャーギャー騒ぐ両親を横目に



先輩の乗るであろう電車を見つめた。



貴女「(またあとで、先輩)」



父「どうなってるの!?」



母「ねぇー、教えなさいよ」

わたのはら→←.



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作者名:さくら | 作成日時:2023年3月11日 9時

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