助けて【三井寿】 (ページ21)

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三井「起きてんのバレてんぞ」

貴女「えへ、ばれた？」

三井「いつもあんなかよ」

貴女「ううん、普段はリビング近づかないもん」

部屋に入り鍵をかけるとベッドの上に座った。

そこでトランプを出しブラックジャックを始めた。

三井「ずっと見てたな」

貴女「怖くてあんまり寝れないの、今日は安心して寝れそう、寿が隣にいてくれたら怖くない」

三井「そうだな」

貴女「せーの」

三井「15」

貴女「11

負けたわ、寿すごい」

三井「まぁオレだからな」

貴女「寿」

ギューッと抱きつき、唇が触れた。

三井「もっとそばに居てやりてぇのにな」

貴女「遠恋だから仕方ないよ」

抱きしめられながら彼がいる非日常に安心している。

三井「親父さんに今の状況伝えたんだよ

親父さんも助けてやりたいけど、今仕事が激務なんだよ、だから俺にAの様子を見に行ってくれって頼んできた

仕事が少し緩くなったら、必ず助けるってさ」

貴女「うん」