17話 歪み ページ18
貴女「お疲れ様でした」
仕事を終え、その日は一人で帰る。
中島「A」
貴女「あ、えっと」
中島「少し話そ」
自分のためにもハッキリしておくべきだ、そう思ったのでついて行くことにした。
斉藤「....」
.
中島「昨日はごめん」
貴女「それに関しては大丈夫
私、聞きたいことがあって、ずっと気になってたこと」
中島「何?」
貴女「何で別れ話をあの時したの?」
中島「Aあの時受験生だったよな」
貴女「うん」
中島「早大に行きたいことも知ってた
9月に別れて欲しいって言ったのは、受験の邪魔をしないためだった
たまたま職員室行ったら、Aの成績が落ちてるって聞いて、俺のせいだなって思ったんだ」
貴女「じゃあ何ですぐ彼女が出来てたの?」
中島「俺Aと別れてから誰とも付き合ってねぇよ」
貴女「え、マジで?」
中島「うん」
貴女「あれは一体誰だったんだ」
中島「とにかく俺は誰とも付き合ってない」
貴女「うん、謎が解けて良かった
じゃあ、私はこれで」
中島「待って」
貴女「?」
中島「昨日の話、まだ終わってない」
貴女「別れてからもう7年だよ?私」
中島「それでも好きだ、ごめん、また明日」
貴女「....」
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作者名:さくら | 作成日時:2023年2月16日 22時