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吉田「書けました?」
貴女「はい」
吉田「まずは主役の泉川さんからフリップオープン」
貴女「初めてのオーディションで緊張しました」
吉田「そりゃあそうですよね」
貴女「はい
あの、たくさん有名な声優さんがいて、私もゲームをやるので知ってる方が多かったんです。
会場の空気にのまれて、すごく緊張していました」
真礼「あとで話を聞いたら前の方の演技で絶対落ちたって思ったって」
貴女「そうなんです〜
絶対無理だこれって思って、家帰って、泣きましたもん」
浅沼「でも受かってて、すごいよね、デビュー作で初主演って」
貴女「私、その当時は立ち絵を見て声低めの女の子かなって思ったんです、そしたら男の子で」
安元「すみません、僕の出してもいいですか?」
吉田「どうぞ」
安元「みんなね同じ日に同じ場所でオーディションしてて僕その場にいたんですけど
いずみんがオーディション中に、マイク前で右手と右足一緒に出てました」
貴女「嘘!?!?」
子安「うん、ホントだよ笑笑」
吉田「泉川さん笑笑」
真礼「一番若くて、一番緊張してたからみんなねあの子以上に緊張してる子はいないって思ったんじゃないかな」
浅沼「ちょっと面白かったもんね」
吉田「次、子安さんお願いします」
子安「松田幸役オーディション、実は」
吉田「何かあったんですか?」
子安「あの、さっきのね、無理って思ったって話してたのに繋がってるんだけど、あのオーディション会場に緑川光がいたの」
貴女「そうなんですよ!!」
子安「それで電話してきて、武兄、私無理かもしれないって」
安元「緑川さん、女帝だもんね」
貴女「勝てると思わないでしょ?
たくさん役をやってるし、家で台本のチェックしててどういう風に役を捉えてとかも見てきたので
裏での努力を知ってる私からしたら、同じ場所にいるってだけでもう」
.
吉田「以上、最初の企画でした
それでは次、発表の方に入ります
VTRをご覧下さい、どうぞ」
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作者名:さくら | 作成日時:2023年2月5日 23時