2話�� ページ10
私と歳があまり変わらない見た目をしたゾムと契約を交わして早1週間。契約の内容はそんな怖いものではなく、何故か私が死ぬまで私を守り続けるという悪魔の契約とはかけ離れたものを提案された。守ってくれるのであればと承諾したものの、特にこれといって身体に影響はなく、一つだけ言えるのであれば私とゾムの手首にお揃いの契約の痕がついたくらいだろうか。
「なぁ、姫さん。暇」
『知らないよ。というか、他の人には見えてないんだから好きなところ行けばいいじゃない』
ふよふよと、私の周りを飛びながら話しかけてくるゾム。手首の痕は幸いにも服で隠れてるから隠すまでもない。しかし、契約を交わしてからというものゾムはしきりに私にちょっかいをかけてくるようになった。小説では結構大人しめの青年って感じだったのだが、それはどこから来たのやらつまらなさそうにAの頭上を浮き、偶にすれ違うメイドをガン見して勝手に落胆していた。失礼にも程がある。
この一週間ショッピはエーデルワイス家の方に戻っていて、エーミールも住まいを近くの街に変えると言うことで今は居ない。アガパンサス家にはこうやって暇を持て余した悪魔とAが過ごしていた。
「ん？姫さん、玄関に誰か来たで」
『誰？…というか、ここ2階よ。よくわかったね』
「まぁ、気配で大体は分かるで。ほら、誰が来たか見に行こーや！」
グイッと手を引かれて慌てて階段を降りる。しかしこの悪魔、自分は怪我をしないでいいが、この歩幅に合わせていたらいつか自分が怪我をするな。と悟ったAは一生懸命足を動かす。そして、階段を降りて玄関に行くと、くせっ毛で、紫目の彼が出迎えてくれた婚約者を少し嬉しそうに見た後、すぐに訝しげな顔を見せた。
「誰ですか、その男」
『え？』
思わず上擦った声が出た。
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欠片-drem- - shpくんめっちゃかわいい(尊死)更新頑張ってください！ (2021年6月26日 19時) (
レス) id: aebaf38256 (このIDを非表示/違反報告)
アズライト@pitter(プロフ) - あっちょまっ(尊死) ぴーくん嫉妬？？嫉妬してるの？？かわいくない？？？え、かわいい！！！！応援してます！体調を崩さないように頑張って下さい！ (2021年2月27日 0時) (レス) id: fbd67589ed (このIDを非表示/違反報告)
なコ - ァッッッッッ…スキデス。かみぃってますねぇ↑しょt(((子供の推しがかわいすぎる作品っすね。物語の進行？もすきっす！個人的にしりゅうの設定が特にお気に入りあと、ピーくんの趣味とか2話のさいごのとことか…うん。すきやわ…。更新頑張って下さいッす！！ (2021年2月26日 20時) (レス) id: 5cc4ee344d (このIDを非表示/違反報告)
つむ(^р^)** - コメント失礼します。shpさん可愛らしいですね！小さい男の子って、何でこんなに可愛いんでしょうか…(変な意味では)ないです。お話大好きです。これからも更新頑張ってください！ (2021年2月26日 18時) (レス) id: 747155de06 (このIDを非表示/違反報告)
アカリ - あぁぁぁ…すごい好きです（急な告白）これからも頑張って下さい！ (2021年2月26日 0時) (レス) id: 399f2c12db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ジキル x他1人 | 作成日時：2020年8月7日 20時
