朝日第一オカルト部っ！苦労人の章 (ページ1)

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いちっ！ページ1

朝日第一中学校二学年三組三神A

昇降口に貼られたA3の紙に自分の名前を見つける。

今年の私のクラスだ。

始業式だからといって早く来すぎたらしく人数は少ない。

昇降口が開いていたのが運が良かったのだろう。

階段を登り、二階の廊下にゆっくり踏み入れた、

ふと窓の外の風景が目に入る。

桜の花が咲いていて、あぁ春だなぁ。としみじみ思う。

季節を感じる暇もなくドタバタ過ごした去年。

今年はゆったり過ごしたい。

今年もアホと同じクラスになった哀れな幼馴染(おもり)が手綱をしっかり握ってくれるよう願うばかりだ。

イケメンと幼馴染で腐れ縁

如月は嫌だと言っているが、嫌なのも可哀想なのも上城だと思ってしまうのは不可抗力だ。

なぜなら如月(あいつ)はアホだからだ。

どうしようもないほどアホなんだ。

小学生のほうが賢いんじゃないかと思うくらいにはアホだ。

あいつの辞書には「懲りる」という言葉はないんじゃないか。

そんなアホが部長の部活。

オカルト部。

「怪しさ満載だよね…部長もアレだし、さ。」

というのは、部員の糸谷の談。

部員に言われるほどだ。

しかもヘタレで有名な糸谷に、だ。

終わってる、と思う。

新入部員絶対来ないよね…。と苦笑していた彼を思い出すと同意しかない。

幸先いいなー！なんて言う人はいるが、この状況は幸先悪いよー。だ。

全然笑えない。

ぶっ飛んだ部長とそれに振り回される私達部員とのハートフルストーリー。

始まる。

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何をトチ狂ったのか続編です。

頑張りますので、応援お願いします！

出来れば、星を…

出来れば、右側の…

や、なんもないです。