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____とんとん、
軽く肩を叩かれる。
それと共に「A、着いたで」と侯くんの声。
『ゎ……ごめん、私寝ちゃってたね、』
横「俺が寝てろって言うたんやから。起きれるか？」
『うん、』
侯くんは1度車から降りると、助手席側の扉を開けて手を差し伸べてくれた。
横「ごめんな、眠いやんな」
『いや、大丈夫……ありがと、』
侯くんの手をとってゆっくり車から降りる。
……ここ、どこだろう。
ほのかに感じるのは気持ちの良い風と……潮の香り？
『……ここ、って』
眠たい目をこすって辺りを見回す。
そこに見えたのは ________
.
『……海、だ』
月明かりが差してキラキラと輝いている海が一面に広がっていた。
横「ちょっと歩こ」
侯くんは私の手を掴んだまま少しずつ海の方へ近付いていく。
私たちは堤防と砂浜を繋ぐ階段に腰掛け、静かに海を眺めた。
『すごい、綺麗……』
横「そやな」
『……どうして、』
横「ん？」
『どうして海に連れてきてくれたの……？』
侯くんと2人で海に来るなんていつぶりだろう。
ましてや夜の海なんて。
侯くんは私から目をそらすと、じっと海の方を見つめて呟いた。
横「……海、来たかったんやろ」
……え、
海ってまさか……
『もしかして侯くんも私のブログ見たの？笑』
横「当たり前やろ」
『当たり前って……そんなみんながみんな見てるんじゃないんだから、』
横「ヒナもすばるも見てんで」
『え、うそ……』
ってことは関ジャニ∞全員に私のブログ見られてるの……？
なんだろう、身近な人達に見られてるって分かったら急に恥ずかしくなってきたんだけど。
『ブログで書いたからって実際に連れてきてくれるとは思ってなかったよ』
横「まあ、こういう時じゃないと言えへんこともあるしな……」
『？こういう時じゃないと……って？』
横「いや、まあ…….その、」
侯くんは気恥しそうに頬をかくと、そっぽを向いてしまった。
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横「……頑張りすぎんなよ」
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ミッキーナ - 思いきっていくぞ (2022年4月21日 16時) (
レス) @page1 id: a7073e1cbf (このIDを非表示/違反報告)
あじま(プロフ) - 紗さん» コメントありがとうございます！不定期更新になってしまい本当に申し訳ないです……(;_;)これからも読んでいただけたら嬉しいです！^^ (2019年10月2日 21時) (レス) id: 9019a7eb22 (このIDを非表示/違反報告)
紗(プロフ) - はじめまして！とってもおもしろくてあっという間に読みました！！続きが楽しみです！更新楽しみにしてます！^ ^ (2019年10月2日 6時) (レス) id: d2cf8ed97e (このIDを非表示/違反報告)
ハニーレモン - これから全て読ませていただきます。楽しみに待っています。 (2019年9月27日 1時) (レス) id: 74ed2de143 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ(プロフ) - ありがとうごさいます(；；)もちろん全て拝見させていただきます！！！更新頑張ってください！！ (2019年9月23日 16時) (レス) id: 499224cb91 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あじま | 作成日時：2019年9月6日 19時
