22話 ページ24
ーーー後宮．庭奥の離れーーー
『…陛下？如何したか？この様なところへ一人で来いなど……』
？「ーーーお妃様」
……やはり
『何故貴君が？此方は陛下にお呼ばれしたのじゃがの…』
何故貴君がここにいる……商人
商人「…女官の方にお願いしたのです。どうしても二人で話がしたくて…」
……まさか陛下の邪推がほんになるとは…
『ーーー陛下がいらっしゃらぬのなら此方は帰りまする。』
商人「あ、お待ちください！」
またあんな風に怒られるんは冗談ではない……
商人「ーーー戻られては、困るのですよ…お妃様。」
商人は此方の後ろから短刀を首に当てる
『……何を？』
商人「…すみません。此れが私の本当の商売…なのですよ」
刺客か……
商人「ーーー妃とは国王を飾る宝石のようなもの…貴女は顔こそは宝石にふさわしいがその無愛想な性格のせいで貴女ではふさわしくない、とお考えの方々がおられるのです。」
…【ふさわしくない】……か…
商人「それでは陛下のためにならないでしょう？貴女さえいなくなれば陛下も他の宝石に目を向けてくださるでしょうから」
母【あんたさえいなければ…私は……！！】
父【全部お前のせいだ…この……疫病神……！】
そう…此方は望まれない存在だった……けど…
商人「どうか、国のため、陛下のために死んでくだーーー」
青慎【姉さん！頑張ってね！】
陛下【僕には君がいればいいよ】
此方を望んでくれる人が居たから……此方は……！
その人たちのために戦おう！
此方は商人の手を思い切り噛んだ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 16人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あ - 読んでいて言葉遣いがおかしいと思いました。昔の話し言葉にしたいのでしたらそちらをしっかりと調べてから活用した方がよろしいかと存じます。 (2021年7月7日 0時) (
レス) id: 3da1bd89d9 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：犬上
| 作成日時：2018年9月21日 23時
