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道中で善逸と合流した。何か薄汚いから何かあったのか聞いたら選別に行きたがらないから桑島さんにビンタされたらしい

『…自業自得だな』

善逸「Aまでそんな事言わないでよ〜!」オロローン

泣いている善逸の右手を引きながら藤襲山へと向かった

〜最終選別が行われる"藤襲山"〜

善逸「うわぁ…凄い…藤の花だよね?咲く時期じゃないはずなのに」

『鬼にとって藤の花は毒だから、この山には藤襲山には藤の花が大量に植えてある』

善逸「へえ〜…」

階段を上がっていき、中に入ると数人の子供達が居た。目線が私達に集まる

善逸「ヒッ…」

『相手にするな』

そのまま手を引いて端の方に行った。暫くすると猪頭が猪突猛進と叫びながら先に山に入ってしまった

善逸「…何、あれ…?」

『……私に聞くな』

また暫く待つと、二十人程の子供が集まった。そして最後に狐面の少年が入ってきたら、輝利哉とかなたが説明を始めた

輝利哉「皆様、今宵は最終選別にお集まり下さって有難う御座います。この藤襲山には鬼殺の剣士様方が生け捕りにした鬼が閉じ込めてあり、外に出ることは出来ません」

かなた「山の麓から中腹にかけて鬼共の嫌う藤の花が一年中狂い咲いているからで御座います」

輝利哉「しかしここから先には藤の花は咲いておりませんから鬼共が居ります。この中で七日間生き抜く」

かなた「それが最終選別の合格条件で御座います。では、行ってらっしゃいませ」

私たちは一斉に山に足を踏み入れた

7→←5.山ほどの手が



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作者名:帽子神 | 作成日時:2020年1月31日 18時

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