正反対の竈門兄妹5【鬼滅の刃】

221.倒し方 ページ21

妓夫太郎「下っぱが何人来たところで幸せな未来なんて待ってねぇからなあ。全員死ぬのにそうやって瞳をきらきらさすなよなあぁ」

『勝つに決まってるだろ。俺達は鬼殺隊だからな』

妹鬼「勝てないわよ！頼みの綱の柱たちが毒にやられてちゃあね!!」

炭治郎「！？」

炭治郎が驚いたように、そして心配したようにこっちを見た

『余裕で勝つに決まってんだろ雑魚共が！俺が今まで戦ってきた上弦の鬼に比べりゃこれくらいのハンデがあってこそなんだよ！鬼人を舐めんじゃねえ!!』

宇髄「コイツらは三人とも優秀な俺らの継子だ！逃げねぇ根性がある」

伊之助「フハハまぁな！」

宇髄「手足が千切れても食らいつくぜ!!そしてテメェらの倒し方は既に俺達が看破した！同時に頸を斬ることだ、二人同時にな。そうだろ!!」

『そうじゃなけりゃそれぞれに能力を分散させて弱い妹を取り込まない理由がない。簡単なことだった』

伊之助「グワハハハ!!なるほどな簡単だぜ！俺達が勝ったも同然だな!!」

妓夫太郎「その"簡単なこと"ができねぇで鬼狩りたちは死んでったからなあ。柱もなあ、俺が十五で妹が七(・・・・・・・・)喰ってるからなあ」

妹鬼「そうよ、夜が明けるまで生きてた奴はいないわ。長い夜はいつもアタシたちを味方するから。どいつもこいつも死になさいよ!!」

妹鬼が後ろから帯を巻き付けようとすると、善逸が霹靂一閃で妹鬼を屋根上へと連れていった

てか、あれ何連だよ……！？

『善逸！』

伊之助「蚯蚓女は俺と寝ぼけ丸に任せろ!!お前らはその蟷螂を倒せ!!わかったな!!」

炭治郎「気を付けろ!!」

伊之助「おうよ!!」

妓夫太郎「…妹はやらせねえよ」

俺たちの戦いは始まったばかりだ

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