正反対の竈門兄妹2【鬼滅の刃】

60.手毬遊び ページ10

？「キャハハッ矢琶羽の言う通りじゃ。何も無かった場所に建物が現れたぞ」

矢琶羽「巧妙に建物を隠す血鬼術が使われていたようだな。そして鬼狩りは鬼と一緒にいるのか？どういうことじゃ」

外で二体の鬼が話している

矢琶羽「それにしても朱紗丸、お前はやることが幼いというか……短絡というか…汚れたぞ。儂の着物が塵で汚れた」

朱紗丸「うるさいのう、私の毬のお陰ですぐ見つかったのだから良いだろう。沢山遊べるしのう。それに着物は汚れてなどおらぬ、神経質めが」

毬…あの朱紗丸とか呼ばれていた女か…！毬だけでこれだけ家を破壊したのか……!!

朱紗丸「キャハハ、見つけた見つけた」

朱紗丸が毬を投げると、また凄い勢いで飛んできた

愈史郎が毬を避けるが、物に当たってもいないのに曲がり愈史郎の頭は吹き飛んだ

鬼なら日光か日輪刀以外は死なないだろうが…大丈夫か！？

炭治郎「愈史郎さん!!」

『ﾁｯ…禰豆子！奥で寝てる女を外の安全な場所へ運べ!!』

禰豆子は女の所へ駆けていった

朱紗丸「キャハハッ一人の殺した…ん？」

俺達は刀を抜いて鬼達に向かい合った

今までの鬼とは明らかに違う…色が濃い…どす黒くてﾄﾞﾛﾄﾞﾛした色だ…

朱紗丸「耳に飾りの双子の鬼狩りはお前らじゃのう」

俺達を狙っている…？

炭治郎「珠世さん、身を隠せる場所まで下がってください」

『流石に守りきれるとは言えねえからな…』

珠世「炭治郎さん、Aさん、私たちのことは気にせず戦ってください。守っていただかなくて大丈夫です。鬼ですから」

珠世はどこか、悲しげな瞳をしていた

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