正反対の竈門兄妹2【鬼滅の刃】

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俺達は善逸を置いて隊士の元へ走りだす

善逸「ヒャアッ待って!!」

炭治郎「隊服を着てる!!鬼殺隊員だ、何かあったんだ」

『おい、どうした！』

俺が手を差し伸べようとすると背中の糸が急にﾋﾟﾝｯと張って隊士の体が浮かんだ

炭治郎「……!!」

伊之助「！？」

隊士「アアアア！繋がっていた(・・・・・・)……俺にも!!たすけてくれぇ」

俺は刀を抜いて背中の糸を切ろうと動くが、到底間に合わない

隊士はそのまま山の中へと引きずり込まれていった

森全体から嫌な色ばかりが溢れ出てる…赤、紫、青…黒……それでも

『……俺は行くぞ』

炭治郎「……俺も、行く」

すると伊之助をが前に出てきた

伊之助「俺が先に行く!!お前らはガクガク震えながら後ろをついて来な!!腹が減るぜ!!」

炭治郎「伊之助……」

善逸「腕が鳴るだろ……」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

震えながらいう突っ込みじゃねえぞ、善逸

あれから善逸は行かないと駄々をこねたのでおいてきて、俺達三人で山へと入山した

伊之助「チッ、蜘蛛の巣だらけじゃねーか！邪魔くせぇ!!」

炭治郎「そうだな……」

伊之助は態々蜘蛛の巣を払ってくれている

『伊之助』

伊之助「何の用だ!!」

『ありがとな。伊之助も一緒に来ると言ってくれて心強かったんだ…炭治郎もだけどよ…山全体から嫌な色ばかりが溢れてたから……今まで見たことなかったから、少し足がすくんでた。二人とも、ありがとな』

すると二人とも黙り混んでしまった

炭治郎「A…お前、鬼殺隊入ってから丸くなったよな…素直になったって言うかさ…」

『五月蝿いな…いつ死ぬかわからない仕事だ。素直になっといた方が良いだろ？』

炭治郎「…そうだな……!!」

俺の後ろに何か居るのか、炭治郎の顔がこわばった

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