正反対の竈門兄妹2【鬼滅の刃】

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六つの毬が俺たちに向かって来る

斬れば威力は落ちるが、それでも俺達のどちらかに当たってくる

血の色が二種類あるって事は鬼は二体いる。色で位地もわかる…けど…！

波紋突きで毬を止めるが、残りの毬が愈史郎と珠世の体を壊した

『！珠世…ｯ!』

ダメだ！毬が速くて庇う余裕がない…！

珠世「私たちは治りますから気にしないで!!」

愈史郎「おい、間抜けの鬼狩り共!!矢印(・・)を見れば方向がわかるんだよ！矢印をよけろ!!」

矢印…？そうか！さっきまでうっすらと見えてたのは矢印だったのか！

なら目を凝らせば…!!見えた！

愈史郎「そうしたら毬女の頸くらい斬れるだろう。俺の視覚を貸してやる(・・・・・・・・・・)!!」

炭治郎の額に変な紙が張り付く

愈史郎「お前には見えてるんだよな！」

『嗚呼！心配は無用だ!!』

この矢印で毬の起動を操ってたんだな…！

『炭治郎と禰豆子と珠世達で毬女を頼む！俺は木の上の鬼を斬る！』

炭治郎「わかった！珠世さん、この二人の鬼は鬼舞辻に近いですか！？」

珠世「恐らく」

炭治郎「では必ず、この二人から血をとってみせます!!」

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