正反対の竈門兄妹2【鬼滅の刃】

63.矢印鬼 ページ13

愈史郎「気をつけろ!!少しも油断するなよ！もし本当にそいつらが十二鬼月ならまず間違いなくお前達が今まで倒したやつらより手強いぞ!!」

炭治郎「はい、わかりました。気をつけつつ少しも油断せずまず倒…今まで……はい!!頑張ります!!」

今まで倒した鬼っていったら藤襲山とあの沼の鬼だけだもんな…

『よし…行ってくる』

炭治郎「気を付けろよ、A。お前は前の怪我がまだ…」

『わかってる。死にはしねえよ』

そう言って駆け出した

血を採る！必ず採ってやる！

少しでも早く薬を完成させるためにどんな鬼とも
戦ってやる!!戦って勝つ!!

例え俺自身の命を投げ出しても(・・・・・・・・・・・・)!!

ピィン！と隙の糸が見えた。それに向かって刀を振り落とそうとする

矢琶羽「何という薄汚い子供じゃ。儂の傍に寄るな」

鬼の掌にある目が瞬きをした瞬間、糸がﾌﾞﾂﾝと切れた

そのまま俺は後ろに引っ張られるような感じで、真後ろの木に打ち付けられた

『ｶﾊｯ…』

また体が引っ張られる。重力など無視しているかのようにしてあちこちに体を打ち付けられた

これは…肩の傷が開くのも時間の問題だぞ…？

そう思っていると矢印によって空中へと投げ出され、途中で矢印が消えた

このまま落ちたらｸﾞﾁｬﾘだ…技！技で衝撃を緩和しろ…!!

闇の呼吸．壱ノ型…修羅荒木！

一周回って足から着地する

これは…思ったより厄介な血鬼術だな…

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