3話 ページ3
次に目を覚ますと私は檻に閉じ込められていた
『…これは一体…』
男性「目、覚めたか…嬢ちゃん、大丈夫か?」
『問題ない。此処は何処?』
男性「俺達にもさっぱりなんだ…」
見たところ廃墟の地下…男性達は皆下着姿か
女性「助けてえぇぇぇぇぇっ‼️」
全『‼️』
女性の叫び声…?此処には女性も居るのか……
暫くすると銃声とガラスが割れる音が聞こえた。それと共に水が勢いよく流れ出す音…殺されそうになっていたのか?
男性「一体何が起きてんだよ…」
取り敢えず脱出するか…
そう思って檻を蹴飛ばそうとしたら懐中電灯の光が私たちを照らした
金髪の背の高い男性だ
その後ろから包帯を巻いた男性と下着姿の女性が姿を表す
男性「先刻女の叫び声が……どうなっているんだ」
金髪「落ち着け。俺たちは救助だ。叫び声の女性も救助した。怪我人は居るか?」
男性「いーーー否、だが、此処は何処なんだ?我々は何故こんな場所に」
包帯の男が電子端末に近づく
包帯「ふうん。電子端末式の施錠だね…暗号か、生体認証か、合言葉か……【開け胡麻】!【フラッシュ.サンダー】!【恥の多い生涯を送っております】!うーん、開かないか。壊すしかないね」
最後のは一体……
包帯「壊すには多分、この辺を、こうーーー」
包帯が端末に触れようとした瞬間嫌な臭いがした…これはーーー毒瓦斯‼️
女性「駄目です、その錠前に触れては不可ません!」
『駄目、その錠前に触れないで‼️』
私の声と女性の声が重なる
しかし時すでに遅し。端末に赤い光が点る
私は急いで檻を蹴飛ばした
ガシャンッ‼️と音を立てて金網が吹き飛んだ
全『!!?』
『出て!急いで‼️』
部屋に乳白色の噴煙が撒き散らされた
檻の中にいた人達が絶叫を上げる
『チッ』
私は重力を操って四人と助けに来た三人をを浮かせ部屋を後にした
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作者名:帽子神 | 作成日時:2019年3月21日 19時