評価後 : 5 ページ30
.
無事グループ評価が終わったのだが、
これから彼らには順位発表が待っている。
私は彼らがどれだけ人気なのかわからない。
WS「どうしたの？」
ボーッとしているとウソクにそう聞かれた。
「なんでもないよ」
と答えると「そう」と言って、
また皆との会話に混ざっていった。
私は、部屋の角でスマホをいじり、
母親に"仕事、上手くやってるよ"とメールし、
ワチャワチャしている彼らを眺めていた。
彼らの精神状態なんて私にはわからないし、
きっと私が体験したことがないくらいの、
多くのプレッシャーと圧力に耐えなきゃいけない。
そんな環境下にいる彼らのために、
私は何ができるのだろう。
たかが、マネージャー。
なにもできないのはわかりきりってるけど、、
SE「心配事？」
「ん？」
SE「浮かない顔してるじゃん」
セジンはすぐ人の変化に気づいてくれる。
「…わかる？」
SE「うん、何となくだけどね。」
「すごいね、セジンは」
と、下を向いた。
SE「Aがここに来て、もう2週間ぐらい経ったじゃん。そりゃ少しぐらいわかるよ。さっきウソクも気づいてたしさ、」
私ってそんなにわかりやすいのかな。
でも、そんなことで逆に心配されるのは、
ちょっと違う気がする。
「私ダメだよね。練習生達をサポートする役目なのに、皆から心配されちゃったら、」
SE「なに言ってんのさ〜。」
セジンは私の背中の方に腕を回して、
ポンポンポンと、まるで子供をあやすように叩いた。
SE「カメラが回ってないときは、友達じゃん。マネージャーの仕事をここではする必要ないよ。」
「……あ〜……チンチャ」
SE「泣いて良いよ」
「嫌。絶対に泣かない」
SE「うーん、強情だな〜w」
泣かない。それは決めた。
私は彼らが泣いたとき、慰めてあげれるように、
私は絶対に泣かない。
DP「二人とも良い雰囲気〜。もしかしてカップル？」
ドンピョが私たちに気づいて、トコトコとやってきた。
SE「まぁ〜友達以上恋人未満みたいな？」
「え？なに言ってるの？」
SE「え？」
「友達以下じゃない？w」
SE「俺、泣いちゃう！！w」
私がふざけると、セジンもそれにのってくれて泣き真似をした。
DP「あはははは」
と、笑うドンピョが本当に可愛かった。
それを見て、私とセジンも笑った。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 567人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
P(プロフ) - ひまわりさん» 私もソカちゃん好きです。事務所が無事に決まって本当に嬉しいです。Twitチームは最高ですね！ (2019年8月23日 7時) (
レス) id: ce49c7014e (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり(プロフ) - ソカ推しなので、twitチームになった時点でもうガッツポーズでした笑笑 しかもソカとの絡みが多くてもう感激です（ ; ; ） (2019年8月22日 11時) (レス) id: 3e869e3ba0 (このIDを非表示/違反報告)
P(プロフ) - 芋さん» ありがとうございます!!これからもそう言って頂けるように頑張ります！！ (2019年8月8日 17時) (レス) id: ce49c7014e (このIDを非表示/違反報告)
芋(プロフ) - 最高です（は (2019年8月6日 17時) (レス) id: cb27902ef0 (このIDを非表示/違反報告)
P(プロフ) - Jさん» 私もカンミニ君好きです！finesseのお話も出そうかと思ったんですけど、展開的に難しい所がありまして…なので少しだけ触れさせて頂きました！素敵と言って頂けて本当にうれしいです！これからもよろしくお願いします！ (2019年7月29日 23時) (レス) id: ce49c7014e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：P | 作成日時：2019年7月8日 23時
