第六話 ページ8
「(コイツらといい、この子といい一体なんなんの?!
目の前で僕の武器を止めてるヤツはボクのことを知ってるし...)」
『ねー、何考え事してんの?』
僕はまだニヤニヤしながら少女にそう言う。
「へっ?!え、えーっと」
『“敵”の面前でよくもまぁそんなこと出来るよね。
...僕だったらすぐに逃げようとするよ』
「?!」
いや、言われて気付いたのかい?
でも残念だなぁ。
『...今更逃げようとしても無駄だっていうのに』
ステッキを取り出し、燻んでる緑の光で少女を巨大な鳥籠に閉じ込める。
「出して!!此処から出してよ!!」
巨大な武器で光の鳥籠を壊そうとする。
『出せって言って素直に出すような馬鹿じゃないよ。
それに、その光の籠は君では壊せない...せいぜい大人しくしてるんだな』
「ボクを...どうする気なの..?」
『...どうして欲しい?』
「?!」
『痛みを感じずに殺られたい?
それともじわじわと痛みを感じながら殺られたい?』
狂気じみた笑顔で話す。
と、モンスピート達から不満の声が聞こえてきた。
「横取りは良くないと思うぞ」
「ソイツはワシの獲物じゃ!!」
「Aのニンギョウには少しばかり大き過ぎる。
私達に渡すんだな」
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葉月(プロフ) - 美咲さん» ありがとうございます。 (2021年2月7日 11時) (レス) id: 6a30e9a827 (このIDを非表示/違反報告)
美咲(プロフ) - とても面白かったです!更新頑張ってください! (2021年2月3日 21時) (レス) id: f53a1d45b5 (このIDを非表示/違反報告)
葉月(プロフ) - 天空はやきさん» あ、ありがとうございます!!頑張って更新しますのでお待ち下さい!! (2020年10月13日 23時) (レス) id: aba2f1c608 (このIDを非表示/違反報告)
天空はやき - 何か狂気のフランみたいだねそこまで狂気が大きいってことかあとこの作品面白いです頑張ってください (2020年10月13日 23時) (レス) id: cdc0c1e42a (このIDを非表示/違反報告)
葉月(プロフ) - ユメさん» あ、ありがとうございます!! (2020年9月21日 15時) (レス) id: aba2f1c608 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:八月葉月 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2020年8月8日 11時