第肆拾陸話 〜しのぶside〜 ページ3
〜しのぶside〜
鈴花が任務に出てから2日経ったある日。
扉を激しく開けてアオイが慌ただしく入ってきた。
「アオイ?どうしたのですか?」
「鈴花が...!倒れてしまいました!」
「?!わかりました。アオイ、彼女を診察室へ」
すると、彼女を抱えた炭治郎君達が診察室に入ってきた。
「..特に目立った外傷はないです。恐らく、何らかの事情で精神的にきてしまったのでしょう」
彼女をベットへ寝かせに行かせた後、私は彼らに何が起きたのかを聞いた。
その話を聞いて、私は鳥肌が立った。
「上限の弐 童磨が現れて鈴花に何か言っていました」
「...俺はその話を聞いていたぞ」
「?!」
「伊之助君、彼は何を鈴花に言っていたのですか?」
すると、伊之助君は少し躊躇った後静かにこう言った。
「“前世で“人殺し”をしていたんだろ?”って言ってたぜ。
そしたらあの女、急に怒り出して“うるさいっ!鬼のお前に..お前にはわからないだろう!何故そうなったのか!”って言ったんだ。
童磨っていう鬼は“前世で人を“三ヶ月で72人殺した”君に、“人を救う”資格なんてあるのかな?”って言ってたぜ」
「その後、鈴花が過呼吸になって...今の状態に..」
前世で..人を72人殺した?!
「..わかりました。ありがとうございます」
「どういう事だよ..!あの鈴花が、前世で人殺しだったなんて...信じられない!」
...何か、事情があった可能性がある。
目が覚めたら聞ける範囲で聞きましょう。
それよりも、早く目が覚めればいいのですが...
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葉月(プロフ) - 信乃さん» え、お、面白いですか?!べ、勉強のあいまに更新しますね... (2020年6月30日 7時) (レス) id: da6ac1ffd6 (このIDを非表示/違反報告)
信乃 - これってもう投稿されないんですか? こんなに面白い作品なのに (2020年6月30日 7時) (レス) id: db4fa22712 (このIDを非表示/違反報告)
八月葉月(プロフ) - 露亞さん» ありがとうございます! (2020年1月8日 20時) (レス) id: 334409a8e7 (このIDを非表示/違反報告)
露亞(プロフ) - 最高です!更新頑張ってください!! (2020年1月8日 19時) (レス) id: 5fe7b44b45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:葉月 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2020年1月7日 12時