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闇と光 第伍拾質話 ページ9

ベルゼブブは起こったことをすべて話した。鬼舞辻無惨が礼於達がいた世界で礼於達を調べていたこと、そして、意識不明の理由。


ベルゼブブ「礼於が意識不明なのはサタンとの境界線が過去の話によって曖昧になったんだ。前もこのようなことがあったが、そのときはサタンの力を誰かに分散させることで境界線は引かれた」

太宰「なるほど……私はてっきり礼於兄さんはその当時二重人格ではないのかと疑ったことがあったよ」


太宰はため息をつきながら椅子に座る。

そして、ベルフェゴールはゆっくりと口を開いた。


ベルフェ「どうなるのかはまだ分からないけど、今回はきっと誰かに分散させることはないと思う」

アオイ「それはどうしてですか?分散させることで境界線が引かれるんですよね?」

ベルゼブブ「サタンが自身の分身体と契約を結んだからだ。気付かなくても、いつか境界線は途切れる」

しのぶ「どうしようも、ないんですね。後は礼於さん次第……」


病室には静寂が訪れた。ベルゼブブはこんなことが起こるのではないだろうかと予測はしていた。しかし、それでも止められないのは、己の心が制止するように語りかけてくるからだ。

闇と光 第伍拾捌話→←闇と光 第伍拾陸話



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葉月(プロフ) - 黒猫さん» 成る程w (2020年1月22日 23時) (レス) id: 334409a8e7 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫(プロフ) - でも、見れたからいいやw (2020年1月22日 22時) (レス) id: 8a06204850 (このIDを非表示/違反報告)
葉月(プロフ) - 黒猫さん» それは恥ずかしいですね... (2020年1月22日 20時) (レス) id: 334409a8e7 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫(プロフ) - はい!周りは、小さい子連れの人ばっかりだったので・・・ (2020年1月22日 19時) (レス) id: 8a06204850 (このIDを非表示/違反報告)
葉月(プロフ) - 黒猫さん» 映画ですか? (2020年1月22日 9時) (レス) id: 334409a8e7 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:八月葉月・紅鵺 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/  
作成日時:2019年12月9日 23時

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