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暴食と星 section27 ページ28

礼於達は急いで周りを見渡し、個人個人で動き始めていた。

礼於は大通りを歩く一人一人の顔を見ていく。

中也は狭い路地裏などの裏道を見て回る。

手伝わされている太宰はスーパーの近くにいる人達にAの目撃情報について聞き回っていた。


礼於「中也、そこにいたか?」

中也「居ねェ…。兄貴のところは」

礼於「いや、俺のところはキリがない」

太宰「礼於兄さん!Aちゃんらしき女の子を見たと言ってる人がいたよ」

礼於「分かった」


礼於はその人に近づくと顔をまじまじと見た後、話を聞き始めた。


目撃者「あっちの方向にその女の子らしき子が学生さんみたいな人について行きましたよ」

礼於「その学生さんの特徴を教えてください」

目撃者「えっと、確か赤毛の三つ編みで日本では見慣れない服を着ていましたね」

礼於「赤毛の三つ編み……分かりました。呼び止めてしまってすみません」

目撃者「その女の子って」

礼於「…妹です。ちょっと厄介ごとに巻き込まれてしまう体質の子でして…」

目撃者「そうなんですか…見つかるといいですね」

礼於「ありがとうございます」


そう言って礼於は中也達のところへと戻って行った。

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紅鵺or白夜Ψ黒夜(プロフ) - 八月葉月さん» わからん!(`・ω・´)後でスマホのメッセで確認してみ (2019年5月18日 12時) (レス) id: 13daf15abe (このIDを非表示/違反報告)
八月葉月(プロフ) - パスわかんなくなったー(T . T)教えて〜 (2019年5月18日 9時) (レス) id: 4c0171a83b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:八月葉月・紅鵺 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/  
作成日時:2019年5月5日 13時

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